Episode Guide

08-20:めくるめく愛情
(Cupid's Arrow,1998/2/11,1998/9/9,1999/12/4)

*このあらすじは、あやさんが書いて下さいました。どうもありがとう。

【デビッド】
プロとしてやっていけそうな気配のデビット。ある日、バレリーとベットの中でバレンタインデーの計画をしていると、ラジオから自分の曲が聞こえてきた。その時、偶然にもノアと一緒にいたドナもラジオを聴いていた。ノアはラジオを消そうとするが、ドナは「消さないでよ」と言って聴き惚れ、デビッドにお祝いの電話をした。しかし、運悪くバレリーが電話出てしまった。ドナは無言で電話を切ったが、誰からか感づいたバレリーは、自分からドナにかけ直し、思い切り「あんたの天使ちゃんからよ」と嫌みを言って受話器をデビットに渡した。

デビッドがカーリーが住んでいた家に引っ越したため、祝いパーティが開かれた。ブランドンとスティーブは、デビッドらが表紙を飾ったビバリービートを額に飾ってプレゼントした。デビットは、「ここまでこれたのは、本当にみんなのおかげだと思ってる。でも有名になったらすっきり忘れるから!」と挨拶。

【ノア、ジョシュ】
バレリーが深夜クラブの準備をしていると、ジョシュと名乗る青年がノアに会いにやってきた。彼はノアの義理の兄で、ノアが毛嫌いするハンター家の長男にあたる。ノアは会話することを激しく拒否。ジョシュは、「気が変わったら僕はここにいるから」と言って、宿泊先のマッチをカウンターにおいて帰って言った。

デビッドの引っ越しパーティ。1人で外にいるノアを見つけたバレリーは、自分の父が自殺したことをノアに話し、ノアも自分とジョシュの関係を話した。もともとノアの母親は愛人で、母親は違うが一緒に育ったこと、しかし自分に譲られた財産の額を知ってから、ハンター家の人間とは認めないとジョシュに言われたこと...などなど。それを聞いたバレリーは、「父は最低の人間だった。でも死んだ後に、こんなに憎むんじゃなかったって思ったわ」と言った。

翌日。ジョシュが再び深夜クラブへやって来た。ジョシュは政略結婚をすることになり、ノアにも戻ってきてほしいと頼んだ。しかしノアはその気がないことを伝え、しばし言い合いになるが、最後にジョシュは、自分はノアのようになりたかったと言って仲直りした。

【ドナ、デビッド、バレリー、ノア】
ドナとデビッドは一緒にバレンタイン・プレゼントの買い物にやって来た。しかし、偶然バレリーが歩いてくるのを見つけたデビットは、柱の陰に隠れてしまった。「どうしてこんなにコソコソしなくちゃいけないの?悪いことはしていないのに」とドナは言うが、バレリーもノアも、デビットとドナが一緒にいるだけでナーバスになるので仕方がないと納得した。事実ドナも、ノアには仕事だと嘘を言って出かけていた。

買い物が終わり、ドナの運転で深夜クラブへ向かう途中で、前からいきなり車が飛び出てきた。急ブレーキをかけると、後ろの車から追突されてしまった!ドナはひどく背中を打ち、やってきた救急隊員に病院で診察を受けるように言われるが、急いでいるし、自分の父は医者なので大丈夫だと返事をした。

深夜クラブでは、デビットにすっぽかされたと思っているバレリーが、ジョシュ相手にグチっていた。ノアもデビットとドナを疑い始めていた。そんな時、タイミング良く二人一緒に深夜クラブへやって来てしまった。事故にあったと説明するが、まるで信じてもらえない。バレリーはデビットを無視するし、ノアもドナに冷たく当たった。酔っぱらったノアは、ドナに「帰れ!」と言ってしまった。背中が痛むドナは薬をもらいに帰ることにして、デビットが送ることになった。

バレリーがジョシュとカウンターで話ていると、ノアが赤ワインを持ってきたので乾杯した。その時、バレリーのバックが床に落ちてしまい、それを拾っている間にジョシュはバレリーのワイングラスの中に薬を混ぜた。
バレリーの意識がもうろうとして来た。ジョシュに、二階で休んだ方がいいんじゃないか?と言われていると、ひどく酔ったノアがやってきた。ジョシュはバレリーを二階に連れて行こうとするノアを止めようとしたが、婚約者から電話がかかってきてしまった。二人はそのままオフィスに行ってソファに寝ころび、ノアはほとんど意識なし状態のバレリーにキスをして…。

翌朝、バレリーが目を覚ますと、ノアが服を着ているところだった。自分は裸。昨日何があったのかよく分かっていない様子だったが、ノアは「昨日のことはなかったことにしよう」いう。ひどく気分の悪そうなバレリーに、「飲み過ぎたんだろう」と言うが、ワイン一杯しか飲んでいないと答える。ドナに会いにオフィスを出たノアは、廊下でデビットとすれ違った。デビットがオフィスに入ると、バレリーは服は着ていたものの、座り込んで震えていた。おかしいと思ったデビットは病院に連れていくことにした。

世間ではデート・レイプ・ピルと呼ばれるロプヒノル(という薬)を飲まされた可能性がある…そう女医から言われたバレリー。確かに昨日は記憶はないが、朝起きたら裸だったと答えた。ノアが薬を飲ませて自分をレイプした!!!とショックを受けるバレリー。このまま検査を受ければ告発したときのの法的証拠になるといわれ、検査をうけることにした。

ドナがノアのボートへやって来た。夕べのことを謝って仲直りしていると、そこへジョシュがやってきた。ドナは痛み止めを飲みに席をはずすが、鎮痛剤の量は規定の量を超えていた。
ジョシュが夜の事をノア訊ねると、ノアは「一番の間違いを犯した」と答えた。そこへ、突然やって来たデビッドが殴りかかってきた。一緒にやってきたバレリーが「昨日、私は嫌って言った?嫌っていえる状態だった?」と聞くと、ノアは答えられなかった。

【スティーブ】
明日はバレンタイン…ところが、デートをする相手がいないブランドンとスティーブ。ジャネットが友達を紹介してくれることになり、ジャンケンで勝ったブランドンは大喜び。

デートする相手もいないスティーブ。しかしドナの知り合いのモデルで、彼と別れたばかりの子がいると聞き、紹介してもらうことに。ところが、彼女のいないスティーブを心配したナットさんも、スティーブのために相手を探していた。そこにブランドンとデートする予定の女の子がやってきてしまい(スティーブ役のアイアンの実妻ニッキー・シエラーがゲストとして登場)、ブランドンがちょっと遅れてしまうと伝えると、「それまで付き合ってくれるわよね」と言われてしまった。スティーブは3人の女の子を相手にすることになってしまった。

しばらくの間は、うまくバラバラに相手をしていたが、ついに3人に囲まれてしまった。困ったスティーブはとっさにデビットを見つけ、「あ!ジャスパーズ・ロウのデビットだ!」というと、女の子達はデビットに会いに行ってしまった。
やれやれと思った時、スティーブは見ず知らずの女性からいきなりキスをされ、「入り口まで送って!」と言われた。

【ブランドン、ケリー】
デビッドの引っ越しパーティ。ジェフから「明日のバレンタインにはホテルをとってある」と言われたケリーは、「私もそうしたいと思っていたの」とあっさりオーケー。しかし、パーティに来ていたブランドンとお互いの予定を話した時、ブランドンは「僕もデートなんだ」と素直に言うが、ケリーは「まだどこに行くか教えてくれないの」と答えてしまった。
その時、時計を見たブランドンは、すでにバレンタイン・デーになっていることに気づき、「ハッピーバレンタイン」とケリーの頬にキスした。ところが、ジェフがケリーの所へやってきて、ブランドンの目の前で「ハッピーバレンタイン」とキスをするのを見て、やるせない気持ちになった。

ブランドンは家に残っていたケリーの私物を届けにクリニックへ寄り、昨日は会えてよかったとお互いに話した。ブランドンは飾ってあったデイジーの花びらをとり、「もしあのとき誘惑にまけていなかったら」「もしあんなことしなかったら」といいながらむしり、最後に一つだけ残った花を、デスクの上に置いて帰っていった。

ジュディに紹介してもらった女の子とのデートに出かける準備をし、まさに出かけるところだったが、ケリーに電話し留守電に入れてしまった。その後何度も出かけようとしては電話し、それを繰り返しているうちに、結局デートはすっぽかしてしまった。最後の電話に、ブランドンは「もうこんなことはしない。さよなら」とメッセージに入れた。

その頃、ケリーはホテルでジェフとキスをしていた。しかし、テーブルの上にあった花瓶を落としてしまい、その中にあったデイジーの花を見たケリー。「あなたはとてもいい人よ。だけど私は他の人を愛してる」と、自分にはやはりブランドンしかいないと気づいた。

翌日、ケリーはブランドンに会いにやってきた。

Bra:
留守番電話に入れたメッセージを投げつけに来たのかい?聞いてもいないか
Kel:
全部聞いたわ。最後の言葉は本当?さよならって。。。
Bra:
本当だ
Kel:
そう、ならいいわ
Bra:
取り消してもいいんだ
Kel:
どうして愛してもいない人とあんなことができるの?
Bra:
もう二度としないよ。後悔してるんだ
Kel:
あなたを信じる
Bra:
どうしてだい?
Kel:
あなたを愛しているから
そういって、二人は堅く抱き合った。

参考:The 90210 Weekly Wrapup(劇中ショットあり)


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