Episode Guide

4-19:決意の時
(The Labors of Love,1994/2/2,1994/8/13,1997/4/27)

【デビッドvsケリー・ドナ】
なかなか起きないデビッドを起こしにいったケリーとドナは、デビッドの部屋で辞めたはずの薬を発見してしまった。友達のを預かっているだけだと言うが、ケリーは見抜き、薬を辞めないならアパートを出ていくと言って、ドナと二人でアパートを後にした。デビッドも興奮して「出ていって清々する!」と怒鳴った。
ケリーはディランの家へ、ドナはアルファオメガクラブの寮に行くことにした。

ケリーがディランの家に来て数分後、ドナが「アルファオメガが一杯で。アパートへ戻ってもいんだけど...本当に友達のを預かってただけかもしれないし...」とデビッドをかばうが、ケリーもディランも中毒になっていると言う。薬を辞めていなかったデビッドに対して厳しいケリーは、今月の家賃はデビッド一人に支払をさせるつもりでいた。

デビッドは薬を求めに放送室のハワード先輩を訪ねたが、お前の薬のやり方を心配していたが手遅れのようだ...と、もう放送室へは二度と来るなと言い渡されてしまった。

デビッドは寮のアンディの部屋へやってきた。そこでは薬が売買されているのだが、小切手では駄目だと断れれて部屋を出た。

ケリーとドナ分の家賃を支払って欲しい...と、デビッドがピーチピットにやってきた。ケリーは今は住んでいないから嫌だと断った。ドナも一度は断るが、裏口から出ていったデビッドを呼び止め、2人分の家賃を支払うと言った。もちろんケリーはそれに気づいていない。宛先は大家さんではなくデビッド宛にして欲しいと言われ、ドナもそれに従って小切手を切ってしまった。3人分まとめて大家さんに支払う為だと言うが、それは怪しかった。

デビッドがアンディの部屋を訪ねると、みんなは注射器で薬をやっていた。アンディが足首に注射器を打ちながらデビッドにもそれを勧めた。注射器ではやったことがないからと、デビッドは言うが...

【ブランドン/ピーチピットの行方】
ナットさんの心臓手術の間、従兄弟のジョーイさん、ブランドン、ディランは手術が終わるのを待っていた。疲れていたブランドは夢を見ていた。ランドール教授と離婚したというルシンダ・ニコルソンと激しくキスをしている夢だった。彼女の離婚については、ルシンダの「文化人類学におけるフェミニズム」セミナーを受講しているブレンダから聞いたのだった。夢から覚めたブランドンは、手術の無事成功を聞き自宅へ戻った。

翌日、ブランドンは大学のミーティングに出かけることになっていた。ピーチピットはスザンヌが代わりに鍵を開けてくれているので、午後から行けばいいと両親に話すが、この件に関して快く思っていないジムは、ブランドンに対する口調も厳しかった。

朝食にやってきたジョーイさんは、体を壊さなければいいがとブランドンを心配しており、スザンヌも高校生には経営は無理なのでは...?とディランに言った。ピーチピットはジョーイさんが共同経営に加わった2年前から見ても、黒字になった月はないらしい。だからこのまま続けても同じだし、もしも買手がいたら売る考えはある!という。

ディランがジムのオフィスを訪れ、ジョーイさんが持っている半分の権利を7万5千ドルで買いたいと言った。ジムは2年間もピーチピットの経理を担当しているが、黒字になったのは一度もないと反対する。しかし借金はないらしい。ディランはジムにいろいろ話して、結局ジムはディランにお金を渡すことになった。

術後見舞いにやってきたブランドンは、ディランがピーチピットの半分の権利を買ったことを知った。ナットさんも大喜びしており、ブランドンは複雑な心境だった。
ブランドンの部屋へやってきたブレンダも、なんか淋しい感じがしない?と、この件についてどう思っているのか尋ねると、ブランドンは「アメフトのビッグゲームで、ボールを持ってエンドゾーンに向かって走っていたら、突然目の前に別の男が現れて、そいつが僕からボールを奪って見事にタッチダウンを決めてしまったって感じだ」と打ち明けた。それを聞いたブレンダは「でもその彼も見方だわ」と言うと、ディランもナットさんのことを思ってそうしたのはわかっているんだ...と、ブランドンは勉強を続けた。

ブランドンは病院へ行く前、キッチンでジムと話しをし、二人は和解したようだ。

ブラ:
今回のことで「金が物を言う」ことがつくづく分かった
ジム:
大切なのは心だ...お前はお前の力で夢を叶えればいいんだ!その為には、一生懸命勉強をして与えれたチャンスを逃さないようにすればよい。いくらお金があっても成功するとは限らないと言った。
ブラ:
それは綺麗事だ!たとえばディラン...ハチャメチャでも大金持ちには代わりにない
ジム:
だがまだ使い方を知らない
ブラ:
わかったよ
ブランドンは病院で会ったディランに「ナットさんを救ったのはお前だ」と言わた。権利を買ったのは大好きなナットさんの為と、ピーチピットを失いたくなかったからだ!と聞いたブランドンは、ふっ切れたように二人でピーチピットにへ食事しにでかけた...ブランドンのおごりで。しかし、ブランドンは全てふっ切れたのだろうか...?

【アンドレア/決意の時】
アンドレアは自分の妊娠をジェシーに打ち明けることが出来た。ジェシーも一緒にサンフランシスコへ行って、結婚&出産をしたら学校へ戻ろう!と出産に賛成したが、アンドレアは中絶する覚悟で、ケリーがジャッキーと共にお世話になっているという産婦人科にやってきた。不安だからとケリーと一緒に診察室へ入っていったアンドレアは、「私は結婚する気も、未婚の母になる気も、子供を養子に出す気もありません...今日にでも中絶の手術を!」と興奮気味。しかし中絶希望所者が大勢いるため、今日の手術は無理だと伝えられた。

アンドレアは中絶する決意があるとジェシーに伝えた。

ジェ:
赤ちゃんの父親が自分であることを忘れないで欲しい。先週決めたじゃないか
アン:
まだ20歳なのに親になるなんて...自分達の人生はどうなるの?
この妊娠は間違いだったのよっ
ジェ:
確かに予想もしていないことだったけど、赤ちゃんの誕生は間違いなんかじゃない...
もし中絶するなら、僕たちはおしまいだよ。
アン:
でもそうするしかないの...
明日はいよいお中絶手術の日。アンドレアは、一緒に部屋で食事をしていたケリーが出ていった後、お腹の赤ちゃんに話しかけている自分に気づいた。そこへジェシーがやってきて、やはりアンドレアを愛していると告げた。アンドレアはまだ手術は受けていしないし、受けないかもしれない...この子を産んでもいい?と、ジェシーと和解して抱き合った。

そして、ピーチピットにやってきたアンドレアとジェシーは、自分達は結婚して赤ちゃんを産むことになったと報告した。ブレンダは「もしかしてラスベガスへ?」(詳細はこちら)とジョークを飛ばし、みんなも祝福した。

【ブランドン&ルシンダ】
ピーチピットの帰り、ブランドンはルシンダの新居を訪ね、二人が離婚したのは自分のせいでもあるのでは...と心配していると打ち明けたが、ルシンダが「原因は全く別のこと...いまの私には友達が必要なの」と言うと、ブランドンは「それならここに」と、二人は激しくキスをした。


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