【ブランドン、ケリー、バレリー】
二日酔いのブランドンは、プールに入って酔いを覚ましていた。そこへ、一日遅れてやって来たデビッドとクレアが姿を現した。ケリーが一緒でないと分かったブランドンは、ケリーが予定を変更したことはドナから聞いていたが、今日になっても来ないのは、もしやディランと一緒なのでは?と、デビッドに訊ねた。プールの落とすぞと脅されたデビッドは、ケリーがアリソンと一緒にいる事を見たと話した。ブランドンは、二日酔いの薬を持ってきたスティーブに、「ビールを持ってきてくれ」と頼んだ。
ハメを外すブランドンは、スティーブ達とイタズラ電話大会をしていた。ブランドンは、「コールデン先生の診療所ですか?僕はリチャード・ジュニアで、僕の○*△は巨大。小さくする手術をして欲しいので、先生に確認して頂けます?」と電話して、45秒を記録・・・1位となった。それを脇から見ていたケリーが、「馬鹿丸出し」と声をかけ、ブランドンも「男に興味ないんだっけ?」と言い返した。ケリーはレイとの会話で、ブランドンがここへ来ていることを知ったのだった。
話し合うため、二人きりになったブランドンとケリー。アリソンの関係を否定しないケリーに、ブランドンは「女性に興奮できた?」と訊ね、ケリーは「アリソンはタダの友達。文句ある?」と答えた。そこへカートに乗ったバレリーがやって来て、「空きになったスウィート・ルームへ移ろう」と、ブランドンに声をかけた。ベッド・ルームは2つだから安心するよう言うバレリーに、ケリーは「ブランドンが何をしようと、別れたたのだからどうでもいい。勝手にすれば」と言って、その場を去っていった。
バレリーの車で街へ出ようとするブランドン。車にガソリンを入れ、薬局でコンドームを購入するのが目的らしい。スティーブも同行した。
2人は、ガソリン・スタンドで知り合った美女エルとで、レストランへやって来た。スティーブとエルはカラオケに夢中。コーヒーを飲みながらステージ上の2人を眺めるブランドンは、再びジムとシンディの幻を見た。
ケリーは「なぜ、自分がアリソンと付き合ってるとブランドンに言ったのか」と、デビッドとクレアを責めた。クレアの言い分は、早とちりしたのは悪いが、ケリーがコソコソとしているのも悪いと言った。ケリーの心配は、ブランドンがどうリアクションするかが心配らしいが、デビッド曰く「アリソンとの事を知る前から、ブランドン先輩は落ち込んでいた」とのこと。
その頃、ブランドンはラジオを聞きながら車で走っていた。赤信号で止っていると、後ろにはパトカーが続いていた。ラジオをいじっていた為、信号が青になったのに気付かなかったブランドンは、後ろから合図されて走り出したが、パトカーはサイレンを鳴らして、ブランドンに車を止めるよう合図をした。ビールを飲んでから半日は経っているというブランドンに、警官は免許証と登録証の提示を供給し、ブランドンは免許証を提示した。しかし、自分の車ではないため、登録証はどこだか・・・と探していると、バレリーがサンバイザーに隠してたマリファナが落ちてきてしまった
早朝、寝ているバレリーをたたき起こすブランドン。自分はバレリーが隠していたマリファナのせいで、留置場へ入れられていたと怒って言った。それを聞いたバレリーの開口一番は「車、車はどうしたの?」。ブランドンは、まくら元に置かれていたマリファナをトイレに流し、「もし僕がマリファナを吸っていて、ドラッグ検査にひっかかっていたらどうなっていたと思う!」と怒鳴った。 「でも吸ってなかったんだし、無罪放免になったのだからいいじゃないの」と、バレリーはブランドンに迫ろうとしたが、ブランドンは「自分はお目付け役なんだ」と言って拒絶。バレリーは「そんなの要らない、あんたももう要らないっ」と怒りだし、ブランドンは車のキーを投げ付けて、勝手に帰るように言い放った。
ブランドンがチェック・アウトをすると、ロビーでケリーと遭遇。ブランドンは酷い事を言ったと謝罪し、ケリーはホテルを出ようとするブランドンを手で引き止めた。
2人は、L.A.のバス・ターミナルからタクシーに乗り、まずはブランドンの家で止った。二人は近々会う約束をした。
ブランドンが玄関前の「売り家」看板に目をやると、「売約済み(SOLD)」の張り紙がしてあった。複雑な気分で家の中へ入っていった。
不動産屋によると、下見に来ていた香港のMr.チュウが、高条件で家を買うことになったという。しかも、支払いはキャッシュ。
幼い頃のビデオを見ていたブランドン。そこへバレリーが帰ってきた。バレリーも家が売れた事を知り、ブランドンがビデオを見ている理由は聞かないことにした。ビデオの内容は、ブランドンとブレンダのお誕生日会で、大好きだったスマーフ柄の大きなケーキ、幼い頃のバレリーも映っていた。バレリーは自分を許してくれるか?と訊ね、ブランドンは、こんなに子供の頃からの付き合い・・・と呟いた。バレリーは、セックスとドラッグで台なしにするなんてもったにない!と言い、お互いに友達でいることを約束した。
ビデオが終わり、二人は現実に戻った。バレリーは「あれが夢だったらいいのに・・・」と呟いた。
ブランドンは「あと2週間で出ていかねばならない」と言い、バレリーは「この2週間いろんな事が置きそう」と言った。ブランドンは、バレリーの首に手を回しキスをした・・・長く。
【スティーブ】
ブランドンとガソリン・スタンドへやって来たスティーブは、そこで再び美女に遭遇した。声をかけたスティーブは、マニキュアを塗ったばかりで困っていた美女の代わりに、給油してやることにした。美女の名はエルで、パーム・スプリングの住人だった。
意気投合した二人は、ブランドンと共にレストランへやって来た。エルとカラオケを楽しんだスティーブは、「100%落ちる」とブランドンに言い、気を聞かせたブランドンは先に帰った。
エルとは上手く行かなかったスティーブは、ロビンにテニスのコーチをしてやった。二人が一緒に所を目撃したブランドンは、エルが男だったことを聞かされた。「もしも話したら、立ち上がれなくなるまでボコボコにするっ」と、必死のスティーブ。
ロビン親子とのテニスの試合に負けたスティーブ親子。スティーブは、ロビンと何かあったのかと訊ねるラッシュに、「自分に都合で女の子を紹介するのは辞めて欲しい。○との仕事のために、自分とロビンを付けようとしている事は知っている」と告げた。しかし、「○と一緒になやろうとしているのは、チャリティのイベントで、ロビンを紹介したのは、彼女となら長続きすると思ったから!」と言うラッシュ。
エルの家まで待ちきれないスティーブは、駐車場に停めてあった車の脇でキスをした。スティーブは、エルの体をボンネットに押し倒した・・・が、手にした胸から「シリコン」が出てきて、エルが男性である事にやっと気付いた。驚いたスティーブに、エルは地声で「あら、あなた知らなかったのぉ〜?」と言い、エルの下半身に目をやったスティーブは、悲鳴をあげて逃げ帰った。
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