Episode Guide

08-18:結婚への恐怖
(Rebound,1998/1/28,1998/8/26,1999/11/20)

*このあらすじは、あやさんが書いて下さいました。どうもありがとう。

【ブランドン、ケリー】
傷心のブランドンは一人でやけ酒。酔った勢いでケリーに電話をかけてしまうが・・・ちょうどその頃、ビーチアパートにはジェフが花束を持って訪ねてきていた。ブランドンの声が留守電から聞こえ、何ともいえないケリーの表情を見たジェフは、「誰にでも過去はあるさ」と言った。

ワイアット・クリニックへ高校生エリンがやって来た。エリンの病気は性病。ケリーは「病気になった事を、彼にも言わなくてはダメ〜」とアドバイスするが、エリンは「浮気相手に病気を感染れたので絶対に言えない」と答えた。
そんな話を聞いて気が滅入ってしまったケリーに、ジェフが「今夜、アップダイクで食事をしよう」と誘っているのを耳にしたバレリー。ブランドンから、「新しいコラム "レストラン紹介" に記事を書いてくれないか?」と頼まれていたのを思い出した。バレリーはすぐさまブランドンに電話をかけ直し、「考え直したんだけど、レストラン紹介やるわ。今夜アップダイクで・・・」と言った

ケリーとジェフがアップダイクへつくと、そこにはブランドンもいた。バレリーと待ち合わせをしているとは知らないケリーは、ブランドンが自分をスパイしていると勘違いして、「ここでなにをしているの?」と問いつめる。「僕が君をスパイしているとでも言うのか?」というブランドンに「ええ、そうよ!」と言って、席へ行ってしまった。

その後すぐにバレリーが店に来たが、ブランドンは「食欲がないんだ」と言って店を出てしまった。

数日後。浮気で性病になってしまったエリンは、付き合っている彼に真実を話し、彼も検査を受けに来たらしい。当然、気分の良くないティム。「浮気したエリンを許せっていうの?」と言うティムに、ジェフは「一番大切なものは何だと思う?」とたずねる。ケリーはすぐに「愛よ」と答え、ジェフは「愛ってことでもいいが、自分は信頼だと思う」と言った。確かにエリンは信頼を裏切ったが、それを取り戻そうと努力しているんだ・・・と。その言葉を聞いて考えるケリー。

再びエリンが彼の付添でクリニックにやって来た。エリンはケリーに、「ティムはもう一度チャンスをくれた。後悔しているなら許されるべきだと思うって!」と話した。自分とブランドンとの関係を重ね、何か考えているケリー。ブランドンと話し合うつもりになったのだろうか・・・?
ところが、そんなケリーが再びブランドンに失望してしまう事件が・・・。(すぐ下を読んでね)。

【スティーブ、ブランドン、ケリー】
大学の社交クラブ・カパエプシロンで一緒だったハリーが結婚することになった。ブランドンはカーリーと別れて元気のないスティーブを励まそうと、「結婚相手のクリスティンが球団で務めているので、選手ピアザの取材頼めるかも」と提案。早速、電話でアポを取ることに。
結婚式の前日とはいえ、クリスティンは快く会ってくれた。しかし、店でウェディングドレスを試着しながら、どことなく "しっくりいかない..."と悩んでいる様子。スティーブがカーリーに思いを寄せて、落ち込んだ自分について話しをしていると、突然「ありがとう、私間違ったことをするところだったわ!」と言って出て行ってしまった。

翌朝。ブランドンとバレリーがキッチンに来ると、クリスティンが朝食の準備をしていた。これはスティーブと何かあったか?と勘違いするブランドン達だが、ただ帰りたくなかったので泊めてもらい、そのお礼に朝食を作っていると言われた。準備をしながらも、クリスティンはハリーとの結婚について悩みを話していた。なにが不満なのかはわからないけど結婚したくないらしい。それに対してブランドンは、「 きっと君たちの関係が完璧すぎてこわいんだね」と答えた。

その後、ハリーがクリスティンと話しをしにウォルシュ家へ。「どうしても話はしたくない、あなたならわかるでしょ?」と言われたブランドンは、クリスティンを裏口から連れ出して市庁舎前の噴水広場へやって来た。ホットドックを食べながら、ブランドンは自分も完璧な関係にあったが、彼女(けりー)を裏切ってしまったと話した。「上手く行っているほど恐くなるが、でももう今は味わえない」。

一方、ハリーは家中を探し回るが、クリスティンはすでに居なかった。壁にかけられたウエディングドレスを見て、「俺は絶対結婚する!」とスティーブに話すハリー。いかにクリスティンを愛しているか、彼女なしじゃ生きられないというハリーの話を聞いたスティーブは、確かに自分はカーリーがいなくなってとてもつらかったけど、ハリーほど愛していなかったことに気づいた。

外出から戻ったクリスティンは、ブランドンの部屋からハリーに電話をした。様子を伺いに来たブランドンに、クリスティンは「結婚することになった!」とすっきりした表情で報告し、ブランドンも祝福の意味を込めてクリスティンと抱きあって喜んだ。が、バレリーを来るまで送ってきたケリーが抱き合っている二人を目撃!!! 何でもないと言うブランドン&クリスティンも「私は明日結婚するのよ」と訂正するが、ケリーの表情は硬いまま。「誰かに裏切られたせいで何でも悪い方に考えちゃう・・・それって問題よね」と言って帰ってしまった。もちろん、バレリーがケリーに送ってもったのは、こうなると予想したバレリーの作戦だった。

結婚式に参加したスティーブとブランドン。スティーブはブランドンに「あいつ(はりー)ならモンタナにでも引っ越すよ。カーリーへの思いは本物じゃなかったんだ」と話す。その後はいつものスティーブ。かわいい子には目がなかった。スティーブの完全復活を喜ぶブランドン。ハリーとクリスティンのところに行くと、「完璧もいいものよ。あきらめちゃダメ!」とアドバイスされた。

ビーチアパートを訪れたブランドン。「僕たちの関係は完璧すぎた。こわかったんだ・・・二度とあんなことはしない。チャンスをくれ!何でもするよ!」と言うブランドンに、ケリーは冷たく「じゃあもう付きまとわないで!」といって扉をしめてしまった。

【マーク vs デビット】
デビットが注目しているバンド「ジャスパーズ・ロウ」のライブ。週末もやらせてほしいと頼むデビットだが、ノアの反応はイマイチ。「必要ならゴマもすらなきゃ!」と励ますバレリー。次のライヴでデビットの「身近な人をイメージした」ラブソングをやるという話になったが、バレリーは「自分のための歌だ!」と早くも感激している様子。メンバーであるマークは、ライヴ中であるにも関わらずノアにお酒を注文。ノアも、言われた通りマークにお酒を出した。
デビットが駐車場へ行くと、マリファナでハイなマークが車に乗り込んでいた。マークはデビッドの「どこへ行くんだ?」と止める声も無視して、荒々しい運転で出て行ってしまった。

マークが交通事故に遭った。マリファナと酒でハイな上に、無理な運転をしていたのが原因だが、自分にアルコールを売ったノアを訴えると言い出した。
ピーチピット。デビッドはバレリーをイメージして曲を作ろうと努力するが、なかなか上手くいかない。そこへマークがやって来て、「自分達がデビッドの曲をライブでやる事は、デビッドにとってもチャンスだろ?」と言って、自分がマリファナを吸っていた事を口止め(脅し)た。
マークがマリファナを吸っていたのを知るのはデビットだけ。それを公にすれば、ノアへの訴えは却下されるかもしれないが、自分がビッグになれるかもしれないチャンスを棒に振りたくもない・・・。デビッドは真実を隠したまま、ノアに「もっと客を注意して観察して酒を売れ!」と責めた。最初は反発していたノアだが、「よく考えてみれば、もっとよく客の状態を見て酒を売るべきだ」と反省。

ピーチピットで会ったドナとデビット。どちらも元気がない。ドナは仕事をクビに、デビットは自分の夢のために真実を隠そうとしていた。そんな時、ドナは「もしやり直せるとしても自分はきっと同じことをする。だって仮に間違ったことをして夢を手に入れても、そんなの価値ないから・・・」とデビットに言った。

デビッドは、ジャスパーとマークをウォルシュ家へ呼び出し、マークのマリファナの事を話すつもりだと言った。マークは「バンドから追い出す!」と脅したが、逆に、マークがジャスパーから追い出され、代わりにデビッドがバンドの正式メンバーに。デビッドも驚き。マークはウォルシュ家から出ていってしまった。残ったジャスパーは、「最低なやつだが、最高のプレイヤーだった。後悔させないでくれ」とデビットに言った。

デビッドはノアにマークのことを言いに行き、「仮に間違ったことをして夢を手に入れても、そんなの価値ない、とある人が言っていた」と、自分が考えを改めたことを話した。そして、これまで自分たちの間にはいろいろあったが、これでチャラにしないか?と提案し、ノアもそれに賛成した。そんな二人を見たドナは嬉しそう。

【ドナ】
いよいよ撮影に入った、ドナのブランド「チャイルドプレイ」。評判のいい子供モデルとの話だったが、わがままばかり。サーシャは撮影の後はサーカスに行く約束だったのに、オーディションなんて行かない!と怒り出した。母親は「オーディションは受けるのよ。何かほしいものはある?」と聞くと、しぶしぶ納得はしたが、今度はドナのしているブレスレットがほしいと言い出した。サーシャのママもそれを受けて、「いくらで売ってもらえる?」と聞いてくる始末。ドナが思い切って「何でもほしいものを与えるのはどうかと思いますけど」と意見すると、逆ギレされてしまう。結局そのことが原因で、デザインは買われたが、「チャイルドプレイ」のプロジェクトからははずされてしまった。

「チャイルドプレイ」の撮影現場では、相変わらずサーシャがわがままぶりを発揮。どうしてもサーカスに行きたいらしい。そんな時突然ドナがスタジオにやって来た。サーカスに行きたいサーシャの為に、ピエロの出張サービスをしに来たのだった。サーシャの機嫌はすぐに直り大喜び。その後の撮影も、ドナが居るならという条件付きで、スムーズに進んだ。

翌日。スタジオに呼ばれたドナは、サーシャの母親から謝罪を受けた。今までは自分の夢を託すために厳しく当たっていたが、反省していると言う。また、プロジェクトに復帰してほしいと言われたドナは、これから子役モデルの撮影時間などはすべて自分が決めるという条件付きで、めでたく仕事に復帰できることになった。

参考:The 90210 Weekly Wrapup(劇中ショットあり)


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