Episode Guide

3-28:停学処分の波紋
(Something in the Air,1993/5/12,1993/12/4,1996/11/9)

【ブランドン、アンドレア】
ドナ達が大変なことになっている間、ブランドンとアンドレアはホテルの部屋にいたが、アンドレアがその気になっていたにもかかわらず、結局2人の間にはなにもないままだった。そのことで、アンドレアはブランドンからの電話を無視していた。ブランドンも「なんで?」とアンドレアに言うが...ドナの停学処分のことで、その辺はうやむやに。2人の関係は離れも縮まりもしないまま、結局高校生活は終わっていくのだろうか?

【ケリー、デビッド】
メルの浮気事件以来、ケリーのママは、経済的な理由からか?テイラー邸を売却することを決意していた。これまで条件が合わずになかなか売却できなかったが、ついに商談が成立。しかし、10日以内に出て行かねばならない。これからどこに住むことになるのだろうか?

【ドナ】
例の件で、ドナは停学処分に。ただし、8月中に補習を受け、同時にアル中更正センターのカウンセリングプログラムも受ければ卒業が認められる。立場を利用して働きかけはしたが、「これ以上やってもマーティン家の名をさらすだけ」というドナのママは、教育委員会に異議申し立てをするつもりはないらしい。ドナは、「みんなも飲んだのに、なぜ私を不良のように見るの?ママが不倫をした時は許したのに、なぜ私を許さないの?」と言い争う。そのことがあってか、マーティン夫妻は、ドナの処分に対する意義申し立てを申請することに。ティーズリー校長は、スティーブ達に嘆願書を書くようすすめるが、全員が職員室に呼ばれたとき心をよぎったのは、ドナがみんなを「売った」かということだった。

教育委員会の、まるでつるし上げのようなやり方に疑問を感じ、ギルの"そそのかし"もあって、ブランドンはデモを行うことを決意する。新聞部の下級生トビーに「紙面で取り上げるべきだ」と言われ、なにかアクションを起こさねば!とは思っていたブランドンとアンドレアが立ち上がる。幸い審議会の日は期末テスト。その期末テストをボイコットすることに。初めはみんな自分の身が危険にさらされるのはご免という思いだったが、ドナが自分達を売ったと勘違いしていたことを恥じ、ドナの為にデモに参加することを決意した。

デモに賛同した生徒は「10時になったら教室の外に出る」ことを約束し、実行した。そして全員で「ドナ・マーティン卒業」と叫びながら、審議会場へ向かった。デモには500名近くが集まっていた。
審議会での「友達と卒業がしたい」というドナ言葉の後ろで、彼らの叫びが聞こえてきた。教育長から代表であるブランドンへメモが渡り、そこにはデモを中止しないと全員を停学処分にすると書かれていた。ドナのママも、事態が余計にひどくなるので止めるように言うが、彼らはドナの為にその場を動かなかった。
中断されていた審議会が再会され、ブランドン達は会場の中へ入った。そして、ドナがどんなに罰せられるにふさわしくない人物であるかを訴えた。その弁護を聞き、委員の一人であるシルバーマン委員が、ここに警察を呼ぶことも反対だし、ドナの卒業を認める代わりに、アル中更正センターのカウンセリングプログラムを受けるというどうきの採択を提案した。結果は、賛成3、反対2。ドナはみんなと一緒に卒業できることが認められた。
審議会終了後、生徒全員は学校へ戻って試験を受けることに。ドナは、試験を受けられることがこんなに嬉しいなんて!とティーズリー校長に喜びを伝える。


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