【新入生講座登録】
ブレンダは、両親となぜ退学したかの理由について話し合っていた。「好きな講座はとれないし、寮の生活も友達も嫌で全部が嫌なの」というブレンダに、特にシンディは厳しく問いただす。そんな両親の態度を見て、ブレンダは自分が戻ってきて、もっと喜ぶかと思ってたのに!と言う始末。この件に関しては、両親も戸惑っていたが、ブランドンも、ブレンダが同じカリフォルニア大学へ行くなら自分は家を出ると言っているらしい。そのことを聞いたブレンダが、自分は大学へは進学しないつもりでいると話すが、大学へ進学して欲しいと願っている両親と意見がぶつかった。
ケリー。ドナ、ブランドン、スティーブは数学のクラス分けテストを受けている。スティーブは前の席の学生の答案をカンニング。
アンドレアは新聞部の入部説明会へ行き、入部テーマの取材テーマが紙を受け取ったが、アンドレアは受け取ったテーマに興味がないと編集長であるリッチランドに申し出たが、入部テストだからと断われてしまった。
ブレンダが戻って来たとドナから聞いたケリーは、早速ブレンダへ電話をした。こっちへ来ないかとブレンダは誘ったが、ディランのところへ行くからと断わったケリー。そんなケリーに「よろしく伝えて!」となんのためらいもなく言うブレンダ。そこへ戻ってきたドナと電話を変わってもらったブレンダは、ケリーとディランは別れたのでは?と聞いてみたが、それはドナの早とちりだとわかった。そして、自分が戻ってきたのも2人が別れたと聞いたからではないと話した。
ブレンダの部屋を自分の部屋として使用していたブランドンは、そこへブレンダがひょっこり戻ってきたことで少々不機嫌。
ブレンダは、自分の部屋に物を取りにきたブランドンに、ミネソタでの出来事を話した。自分がたった24時間でホームシックになったこと、懐かしい暖かい風のふくL.A.を思い出していたこと...などなど。すると、ブランドンも、大学には自分と同じくらいに出来る人が大勢いて、自分のやるべきことが分からなくなってきた...とブレンダに話した。自分もこのままずっと馴染めないでいると...そう途中まで言うと、ブレンダは兄貴までも大学を辞めるの??と言い、そうなるとずっとこの家でブレンダと暮らすことになるな!と言って、笑いあった。
【その翌日】
デビッドとドナは、14時に大学の放送部にエアチェックテープを提出することになっていたが、試験があって自分で出しに行けないデビッドは、そのテープをドナに預けて代わりに提出してもらうことになった。しかし、デビッドは不安で仕方がない。車に乗ったらすぐにダッシュボードの中に入れて忘れないようにするから!とドナに説得されたデビッドは、試験会場へ向かった。
ドナとケリーが帰ったあと、アンドレアは新聞部の入部テストである記事を書くために、ピーチピットへやってきた。店は人手が足りなくてんてこ舞いだった。彼女のテーマはレストランについてだった。早速メニューを見せてもらって注文をし始めたが、昼間にしてはヘビーな内容に、ナットさんは激怒する。キッチンではフライパンに火がうつって大騒ぎ。アンドレアも取材の日に...と苦笑い。
その頃スティーブは、呼び出されていたカウンセリング室へ行っていた。数学のテストをカンニングしたことがバレると心配していたのだが、あまりの成績のよさに、その適正に合った上級クラスである天体物理学を履修して欲しいと言われてしまった。しかも、必修の数学の授業は免除されるという。それを知ったスティーブはうまく誤魔化して、別の適正があるかどうかチャレンジしたいからと辞退する振りをした。
家へ戻ったケリーは、ディランへ電話をかけてみるが、留守だった。その頃ブレンダとディランは、とても楽しい時間を過ごし、海をあとにしていた。
ブレンダも自宅へ戻って夕食の手伝いをしていた。そこへジムが戻ってきて、話しがあると一方的に話し出した。進学したくないなら仕事をして、家賃を払えということだった。しかし、ブレンダは今日1日ディランと過ごすことによって、何か吹っ切ったように、自分もカリフォルニア大学へ進学すると決めていたのだった。ついでに、ブランドンも自宅へ残ることにしたという。
大学へ進学したブランドン達は、講座登録のために長蛇の列の中。しかし、1年生だからと希望する授業が履修できないらしい。アンドレアはマスコミ論が、デビッドは希望した授業は全滅だった。アンドレアはブランドンを新聞部へ誘うが、ブランドンは興味ないらしい。デビッドとドナは一緒に大学の放送部へアタックするつもりだ。ディランは大学の騒がしい雰囲気に息をつまらせ、エスケープしてしまう。
ブレンダとの電話を終えたケリーは、新学期早々大学をエスケープしたディランに、どうするつもりか?問いただしにきて、ディランと口論になってしまった。ケリーは「バイバイ」と言って、家を出て行ってしまった。
翌朝、ブレンダが1階へ降りていくと、シンディはリサイクルの手伝いに行くところだった。大学へは行かないと言い出したブレンダに対して、シンディはカリカリした態度だ。
ピーチピットに朝食を取りに来たブレンダは、今日も大学をエスケープしていたディランと出くわす。二人は久しぶりに再開し、お互いに大学の話しはしない!と約束する。そして、自分達の不満を言い合った。そして、二人はピーチピットを出てドライブへ出かけた。二人は海へやってきた。あちこちで釣をしている人々がいる。その脇をパリの話しをしながら歩いた。この後は....と考えていると、脇で「つれたぁ」という声が聞こえてきた。二人は迷わず釣をすることにした。餌をうまく付けられないディランの代わりにブレンダがチャレンジしたが、風のせいで針がディランの洋服に絡み付いてしまった。針を取っているブレンダを側に見ながら、ディランはそっとブレンダの体に手を回したが、ブレンダは「自分達は元には戻れないし、今の自分達は気持ちが通いあっているからこのままでいたい...」とディランに言った。そして二人は自分達が最高の親友であると確認した。
デビッドが試験を受けている間、ドナとケリーはアンドレアを訪ねるために、差し入れをもって寮へ向かった。その部屋は他の学生の部屋よりも広く、パソコンまで支給されていた。楽しく3人で話しをしたあと、アンドレアの部屋を後にした2人が車に戻ると、なんと車中に置いておいたエアチェックテープが、高温でぐにゃぐにゃになっていた。コピーをもっていないデビッドは超イカリまくり。なんとか締切を延ばしてもらおうと放送部を訪れた2人は、その場でも言い合ってしまうが、それが逆に面白いと採用されることになった。
アンドレアは、提出する前に書いた記事をブランドンに読ませた。そこに書かれていたのは、ピーチピットに対する冷たい批判ばかりで、ジャーナリストとして客観的な記事を書いただけだと言うアンドレアだが、自分自身の誠実さは??と聞き返すブランドンと言い合いになってしまった。
アンドレアは、編集長の望むような冷酷な記者根性はないからと、入部しない事を言いに新聞部へ行った。そして、自分には別のプランがあると言って、新聞部を後にした。
ブランドンは、その頃大学では、スティーブは社交クラブに入ろう!とブランドンをしきりに誘っており、渋々ながら説明会につき合うことになった。ところが、自分が求めていた活動内容と大いに異なる内容であることを知ったスティーブは、すっかり興味が失せてしまった様子だ。説明会を終えたブランドンは、入部を断わられたその編集長に、上院議会選挙に1年代表で出ないか?と勧誘してきた。彼は、ドナの件で教育委員会に抗議した出来事を知っていたのだった。
しばらくして、キッチンの後片付けをしていると、海から戻ったディランがやってきた。1日中ブレンダと釣りをしていたが、彼女とは友達だと告げ、明日からは大学へ行くと約束をし、ケリーも戻ってくれて嬉しいと言って、二人は仲直りのキスをした。
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第4シーズン