【ブレンダのブラインドデート】
ブレンダはジムのオフィスでのバイトを続けている。ある日、ジムのオフィスへローレンスがやっきた。彼はブレンダ達がよくショッピングをする「ウエストビバリープラザ」の経営者だ。ジムはブレンダを娘だと紹介していると、そこへディランが相談ごとをしにやってきた。
車を買い換える件で、小切手にジムの裏書きをもらいに来たのだった。どんな車にするのかと聞かれたディランは「ボロの中古車で構わないんだ...」といい、ジムは保証人になってくれることになった。
アルバイトから帰宅したブレンダは、先日ジムのオフィスを訪れたローレンスがブレンダを大変気に入ったらしいと聞き、その息子とのデートを勧められた。以前、シンディの紹介でブラインドデートをした時に失敗しているので断わるが(相手は中学生だったのだ)、両親が強く勧めるのでOKするが、相手の名前がスチュワートだと聞くと、自分には物足りない名前だわと言って、部屋へ戻った。
スチュワートがブレンダを迎えにやってきた。玄関でジム、シンディ、ブランドンが自己紹介をしていると、2階からブレンダが降りてきた。はじめはデートを嫌がっていたブレンダだったが、スチュワートを気に入ったらしく、早速二人はデートに出かけた。 玄関で二人を見送っていると、シルバーのポルシェがやってきた。よく見るとディランだ。ブランドン達はすごい車だ...と驚いた。途中に寄ったディーラーで見つけたらしい。ジムは通学用の車を買うはずでは???と少々お怒り&あきれた様子。
高級レストランで食事をするブレンダとスチュワート。まぁまぁ楽しんでいる様子だ。二人は食事のあと、夜をもっと楽しむためにクラブへ場所を変えた。そこには彼の友人がオーナーを勤めており、ほとんどの客とは顔見知りのようだ。二人は早速ダンスを楽しんだ。1時回ってしまい、ブレンダはそろそろ帰らないとと言い出したが、もう1曲だけ...というスチュワートに付き合ってスローダンスを踊ることにした。
ブレンダが戻らないのが気になってか、ジムは夜中にキッチンでコーンフレークを食べようとしていると、勉強で起きていたブランドンがやってきて、ブレンダが戻らないから眠れないんでしょう!と図星。そして、「ブレンダが戻ってきたら、僕の分もたっぷり叱っておいてよね」と言って、部屋へ戻っていった。
【アンドレアの初体験】
スティーブとブランドンが卓球をしている脇で、ケリーとドナはおしゃべりをしていたが、ブランドンを除く3人は、今日は水曜日で社交クラブの総会があるからと、その場を去ってしまった。ケリーとドナは今日社交クラブへ入会をするそうだ。一人残されたブランドンは、構内を歩いていたアンドレアにをお茶に誘うが、勉強があるからと断わる。一緒に勉強をしようと誘ってみると、寮の人と約束があると、やはり断わられてしまう。
ブランドンの誘いを断わったアンドレアは、寮長でもあり、アンドレアが受講するクラスの補助教員でもあるダンと約束があったのだ。彼はアンドレアにひかれているようで、「君にキスしたいと言ったら...?」と質問をした。「時を場合を考えないお馬鹿さんて言うわね」とアンドレアは答え、二人は寮の部屋へ戻り、ベッドの上で激しく抱きあった。盛り上がったところでアンドレアは「アレもってる?」と質問し、「大丈夫だ」とダンは答えたが、続けてアンドレアは聞いて欲しいことがあると言って、自分がバージンであることを告げた。いきなりで冷めてしまったのではと心配するアンドレアだったが、ダンは初めての相手になれて感激だが、初めての時は一生の思いでになるから大切にしないと....と話した。
ダンからきちんと考えて...と言われて、昼間は先へ進まなかったアンドレアだったが、その事を考えて眠れない。そして自分からダンの部屋を訪れ、「あなたのことが頭から離れなくて...」と思いをはなし、ダンはアンドレアを自分の部屋へ招き入れた。
翌朝、アンドレアの部屋へ、朝食の差し入れを持ってブランドンがやってきた。アンドレアは鏡越しに、パソコンを使わせてもらっているブランドンに「今日の私、違ってみえる?」と聞き、アンドレアは「わたし今とっても幸せな気分」と言った...アンドレアはダンと結ばれたのだった。
その後も求めあうアンドレアとダンだが、アンドレアはこのままダンと付き合ってよいのか、付き合うのは間違いなのでは...と迷っていた。教師としてのダンと、恋人としてのダンを切り離して考えることができないし無理だという。だから、自分が違う授業へ移るか、別れるかだという。ダンも「そうだな...」と賛成し、どちらになるのかと心配するアンドレアに、もちろん君がクラスを変更する!と言った。
【ドナ、デビッド危機一髪】
ビーチアパートではドナとケリーが遅刻しそうで慌てている。そこへジョンから電話が入った。
どうやら毎日電話をかけてきているようだ。デビッドはラジオの深夜放送のおかげですっかり昼夜逆転した生活を送っていて、授業もさぼるし部屋も散らかし放題で、2人からうるさく注意されている。そしてやっぱり今日もさぼってしまう。
ドナは、まだ寝ているデビッドを起こしに行くが、朝っぱらから小言はやめてと言うデビッドに、本当の小言は「お部屋を片付けなさい」「たまには皿洗いくらいしなさい」「たまには大学に行きなさい」っていうのよ!と対抗。すっかりだらしない君になってしまったデビッドだ。
しかし、ついにケリーは最近のデビッドの態度に切れ、アパートのルールを決めようと言い出した。キッチンで使ったものは自分で片付けるとか、食べ残しはきちんと捨てるなどなど。ところがデビッドは、そういうのは女性の仕事だと言い出し、喧嘩になってしまう。
夜中のDJルームで、今夜もデビッドは深夜放送を行っている。音楽をかけながら、自分の事を話し出した...ドナのことを怒らせてしまったことを後悔していると。ドナはその放送を笑顔で聞いていた。DJルームへ先輩がやってきたので、デビッドはなぜ毎日徹夜できるかを聞いてみると、彼はカプセルを取り出しデビッドに渡した。カフェインだというが、一度に飲むとクラクラするので気をつけるように!と注意した。そしてもっと強いのが欲しければ言えといって帰っていった。カプセルを見つめるデビッド。
【ケリーとディランの別れ?】
社交クラブの総会に参加したケリーは、カパエプシロンと共同で行う医療品の寄付の手伝いをすることになり、カパエプシロンの学生と一緒に車で運搬するのを手伝う役を命ぜられた。そして朝6時に手伝いにやってきたケリーは、そこへジョンがやってきて驚く。ジョンはケリーに思いを話し、ケリーは考えてどうするか決めるので時間をくれと言った。
夜、ジョンがまたケリーに電話をかけてきた。デートは駄目だが電話は構わないだろ?ということで、毎日かけてくるらしい。明日どろんこボウリングがあるので来ないか?との誘いに、ケリーは面白そうと乗り気だ。そこへディランが訪ねてきた。彼は車のことでジムとやり合ったために少しイラついているようで、ケリーを夜中のドライブに誘いに来たのだった。ジョンの電話を切り、ケリーはディランに付き合うことにした。
ドライブから戻ったケリーとディランは、アパートの前に車を止めた。ディランはやはりこの車ではないものにしようと考え改めたようで、そのことをケリーに告げた。 今夜一緒にいて欲しいというディランだが、ケリーの様子が変なことに気付いたディランはどうかしたかと訪ねた。すると、ケリーは、「わたしが今やりたい事は、あなたのやりたい事とは違うわ。あなたはくだらないと言うかもしれないけれど、わたしは社交クラブのパーティにもフットボールにも行きたいのよ。私にはそれが楽しいから」と、お互いにいろいろな人と付き合うのもいいのでは?と言い、ディランと別れたいと思っているわけではないと告げたが、ほかの誰かと付き合ったら自分たちはおしまいか...とディランは言って、二人は別れた。
やっと自宅の前に戻ってきたブレンダとスチュワート。すでに2時を回っていた。ブレンダはパパが待っているからと言うと、スチュワートはあと1分だけ待たせようといってキスをして、またデートをする約束をして別れた。キッチンで待つジムのところへ行き、自分は独立はしていないけれども、もう大学生だから自分のすることを信用して欲しいと伝えた。遅く帰ったので怒られると思っていたブレンダだったが、「もっともな意見だ」というジムの返事に、ブレンダは拍子抜けしている様子だ。
2階にいたブランドンも「まるで叱らないなんて、信じられませんねぜ」という始末だ。
その頃ケリーのアパートを後にしたディランは赤信号で止まっていた。すると、空いていた窓から「降りろ!」と銃を突きつけられてしまう。