【ブランドンの新しい恋?】
ブランドンはディーショーンのいる体育館へやってきた。連続シュートを20発決めるまでは帰れないということで、その間ブランドンもジムでトレーニングをすることにした。そこでブランドンは、エアロバイクをしている綺麗な女性と出会い、彼女のバーベルの手伝いをしながら、いろいろな話をし、彼女は文化人類学を学ぶ大学院生で、名前はルーシーということがわかった。ブランドンは知りあって数分なのに、別れ際に「時々電話をしてもいいかな」とアタックするが、ルーシーは「それは困る」と断わった。しかし、毎朝7時にはジムに来ていると言って去っていった。
ブランドンは大学構内でアンドレアに会った。今夜のパーティへ向かいに行こうか?と申し出るブランドンに、ダンが連れて行ってくれるから...と言い、近くにいたダンをブランドンに紹介した。アンドレアはブランドンのことを地上で修行している天使だと話していたようだ(ダンもブランドンのことを言い奴じゃないかとアンドレアに言っていた)。
アンドレアは思いきった行動のおかげで(このエピソードを参照)、ダンとはオープンな交際ができるようになった。その2人と話しをしていると、ブランドンは昨日ジムであったルーシーを見つけた。
ルーシーはテラスでコーヒーを飲んでいた。ブランドンも席にき、両親のパーティがあるのでゆっくりはできないというと、「両親がお互い忍耐強く我慢したことには尊敬する」と言われ、一人の女性に尽くせるタイプ?と聞かれたブランドンは、相手の女性によると答えた。年の話しになり、ブランドンは18歳だと返事をした。ルーシーは自分は27歳だが、年齢差があまり気にならないわね...とブランドンを誘惑...誘惑されてうれしいと答えるブランドン。
【どうなる?ディラン】
ルーシーと別れたブランドンが、両親へのプレゼントを預かっていて欲しいとディランの自宅へやってきた(両親の結婚写真をジグソーパズルにしたもの)。買った銃の手入れをしていたディランは、あわててそれを隠してディランと話しを続ける。用件を済ませたブランドンが去ると、ディランは隠した銃をまた手にした。
外出から戻ったブランドンは洗面所で髭そり、ブレンダはお化粧をしながら話している...どうしたら20年も一緒に暮らせるのかと。ブランドンはその間ずっと幸せかどうかさと言い、とても幸せそうだけど、どうやってキープしてるのかな???とブレンダが答えた。
ブレンダに急かされてディランの家へ急いで向ったブランドン。ブレンダには5分で戻ると言って出たので、かなり急いでいる様子。ところが、いくら呼んでも応答がない。その頃ディランはシャワーを浴びていた。玄関の外からプレゼントであるパズルは見えている。裏へ回ったブランドンは、そこにあったスパナで窓ガラスを割り、ドアの鍵を開けようとしていた。ガラスの割れる音に気付いたディランは、買ったばかりの銃の銃口を、カーテンで隠れて見えないブランドンに向けた。ディランに緊張が走る。ブランドンの手がノブへ回り、扉が開いた瞬間ディランが叫んだ...「それ以上一歩でも近づいたら撃つぞぉ」。ブランドンは「僕だぁ−_−メ」と叫びながらカーテンの後ろから姿を現わした。ブランドンとディランは、お互い興奮しながら、その出来事について怒鳴り合っている。
【デビッド、ケリー】
相変わらずジョンはケリーの後を追っかけている。スティーリー・ダンのコンサートチケットを2枚もらったので、今夜一緒に行かないかと誘ってきた。ウォルシュ夫妻の結婚20周年記念パーティに行くから駄目...そう聞いたジョンは、エスコートが必要だろうから自分も一緒に行くと言い出した。しかし、そのパーティにディランも来るし、みんなにジョンを紹介するには早すぎるからと、今夜のところは...と断わられた。ジョンは自分がどれだけケリーを想い愛しているかを告げ、ケリーも同じ気持ちであることは自分にはわかる...と言うと、ケリーも「そうかもね」と答えた。甘いキザなセリフでケリーに迫るジョンに、ケリーも悪い気はしていないようだ。
【パーティにて】
パーティには、続々と人が集まってきている。スティーブ&セレステ、アンドレア&ダン(フルネームはダン・ルービンというらしい)。スティーブがウォルシュ夫妻は20年も続いていて、ビバリーヒルズの最長だと冗談を言っていると、ダンが「結婚というものを信じているならね...自分は5年くらいだったら大丈夫かも」と言い、それを聞いたアンドレアは・・・
バンドに合わせて、みんなダンスを楽しんでいる。ブレンダとスチュワートが踊る姿を見ているディランに、スチュワートがブレンダの新しい彼氏だということを話す。ディランはスチュアート顔見知りのようで、どこで会ったかは知らない方がいいとブランドンに言う。そして「自分が兄貴なら奴とはデートさせないぜ」と言った。
デビッドがエリンを抱き抱えて料理をとっていると、ジャッキーがやってきた。そして、エリンの様子がおかしいことに気付いた。熱があるようだ。パーティへ来る前から熱があったのでは?と、メルの行き先をデビッドに問い、実はメキシコに行っていると話すと、これから病院へ行き、彼へは弁護士から連絡が行くからと伝えて!と言って、パーティを後にした。
【プロポーズ】
ブレンダの元へ戻ったスチュワートは、静かなところへ行こうと誘った。人に聞かれたくない話しがあるらしい。玄関の外へ出た二人。そこでスチュワートはダイヤモンドの指輪を差し出して、結婚したいと言った。「僕と結婚して欲しい」と正式にプロポーズされたブレンダは、自分達は知り合ってまだ2週間だと言うが、「僕と結婚してくれ」と強く言われたブレンダは、大きなダイヤモンドを見て一言「えぇYESよ」と笑顔でOKの返事をしてしまった。抱きあって喜ぶ二人だった。
スチュワートは、早速ふたりのビッグニュースを伝えようとブレンダに提案た。報告を受けたジムとシンディは驚いた。そして今夜この場でみんなにも発表したいと言うと、それは駄目だと言われてしまう。もちろん祝福はするが、今夜は賛成できないとシンディにも反対される。そこへブレンダとスチュワートの結婚を期待するジムの母がやってきて、ブレンダは受け取ったダイヤモンドの指輪を見せた。大喜びするジムの母は、自分からみんなに報告したいと言い出し、ジムとシンディが止めるのも聞かずにマイクの前に立った。
キッチンでディランはスチュワートと出くわした。スチュワートはディランの顔を見て、どうしてここへ?と質問をする。逆にディランは「足は洗ったのか?」とスチュワートに皮肉を込めて質問をすると、もちろんと答え、ディランには関係ないと言った。ディランは「彼女は大切な人なんだ。彼女を少しでも傷つける真似をしたら、俺がだまっちゃいない」と言い残して、その場を去った。
【運命の出会い?】
ジムとシンディによるケーキカットの時間がやってきた。みんなは部屋へ入り、テーブルを囲っている。そこで二人はみんなに挨拶をして、熱いキスを交わす二人。
【パーティも終わって】
パーティが終わりリビングに戻ったジムとシンディは、ブレンダに(婚約の件は)明日話しましょうと言った。ブランドンもブレンダを茶化していたが、廊下に飾られたジグソーパズルのそばへ歩み寄ると、「この1ピースをとったらどうなると思います?」と言いながら、パズルのピースを抜き取った。床に落ちたピースを見たブランドンとブレンダはニヤッとして、頭を抱えながらも笑うジムとシンディに「これで明日はやることができてよかったね」と言った。ブランドンの助け船が入ったブレンダだった。
リビングに残ったジムは、ブレンダ達はどこまで本気だと思う?とシンディに聞いてみた。シンディは、「これだけは確かよ...あの婚約指輪は本物よ」と答え、まさか指輪に釣られたのではと心配するジムに対して、二人が本気なら自分のように幸せになって欲しいと言った。
二人はレコードをかけた。ブレンダ達のことは明日考えようと言って、その曲を始めて聞いたときのことを思い出しながら踊った。
ガン雑誌を立ちよみするディランに、ひとりの男性が近づき「買い物がしたいのはおまえか?」と話しかけてきた。彼の名は"ガス"。ディランはガスの車に積まれた銃の中から、目をつけていたワルサーを指差して言った。「こいつをもらう」と...。そして、早速その銃を試すべく射撃場へ向かい、撃ちまくった。
ブレンダは、結婚の相手になるかもよ....と、スチュワートのことをどう思っているか聞いてみた。それを聞いたブランドンは、まだ出会って2週間だろう?と急ぐなよと言われる。逆にブランドンはどうなのか?と聞かれ、これまで一ヵ月以上も付き合ったのはエミリー(ただいま精神科に入院中)だけだから、先が思いやられるよな!とブランドン。二人がそんな話しをしていると、ブレンダがプレゼントはどこか?と聞いてきた。ディランに預かってもらっていると言うと、お客さんが来る前に渡したいと急かされ、信号に引っかからなければ5分で戻ると言って、ディランの家へ向かった。
真夜中にいきなり銃を突きつけられた身にもなってみろ...とディランは自分が銃を所持している理由を言うが、気持ちはわかるが、銃は何も解決してくれないとディランを説得た。ディランも冷静さを取り戻し、自分で何をしているかをわからなくなっていたと反省した。そして、ディランは明日にでも銃を捨てることをブランドンに約束した。
エリンをつれたメルがビーチアパートへやってきた。今週1週間は自分がエリンを預ける番だが、彼女であるニーナがメキシコへ出張で出かけるので、自分も着いていくとのこと(頼まれたらしい)。しかしエリンは連れていけないので、いつものベビーシッターに来てもらうが、デビッドにも家に泊まって欲しいという。デビッドは仕方なく引き受けた。
ところが、ドナと一緒にパーティへ着ていく洋服選びをしていると、メルから電話が入った。外出する時間になってもベビーシッターが来ないので、こっちへ来てくれないか?と言われた。
部屋の中でもパーティの準備が勧められている。ジムの母は、50年まえ自分と夫が交換しあった指輪をジムに差し出し、それをジムとシンディに譲るという。ジムは最高のプレゼントだと感動した。しかし、ジムの母は、近々ブレンダが結婚することになったら、その時は娘に譲るのよ!と言った。
ケリーは玄関の前でディランに会った。そして、プレゼントは蝋燭立てだと言うディランに、「もしかしたらピストルかなって思った」と皮肉まじりに言った。それを聞いたディランは自分は正気に戻ったので心配はいらないと言い、安心するケリー。
エリンを連れたデビッドとドナもやってきた。同じくパーティへ来ていたジャッキーは、メルがエリンを置いて彼女とメキシコへ行っていると知り呆れる。デビッドもやっとエリンから解放され、ドナと二人でパーティを楽しむことができそうだ。
スチュワートは幸せそうに踊るブレンダの両親を見ながら、自分の両親は政略結婚なのために、既に冷え切っている...と話す。しかし自分は愛を信じているとブレンダにキスする。
音楽が終わり、ジムとシンディに拍手が送られた。スチュワートはブレンダが止めるのも聞かずに、お祝いの言葉がいいたいので、自分が乾杯の音頭をとると言ってステージへ向かった。そして、会場のみんなは二人のために祝福の乾杯をした。
ジムの母はブレンダは最高の相手を見つけて、近いうちにまた結婚パーティがありそうねと、うれしそう。逆にシンディの母やまだ早いと反論する。スチュワートはお金持ちでハンサムだから、これ以上欲しいものなんて...というジムの母の言葉に、ジムとシンディは声を揃えて「大学の卒業証書」と答えた。
二人の婚約を聞かされたパーティ参加者は、急な出来事に拍手するのさえ忘れるほど驚いた。ブランドンとディランも驚いた。他の友達も「嘘みたい...」と言うほどだが、ケリーとドナは大はしゃぎでブレンダの元へ寄った。みんなはブレンダの指にはめられた大きなダイヤモンドに興味津々。3.5カラットあるとのこと。本気なの?というドナの質問に、「もう心から彼を愛しているんだもん」とのこと。
アンドレアは化粧室でケリーとダンの話しになり、彼の事を好きなんでしょう?と聞かれた。「そう思っていたんだけど」と返事をし、彼と初体験をしたことを告げ、彼の事を好きだと思っていたがわからなくなったと告白した。ぜんぜん冷めていて、ロマンチックなところがないと言うのだ。さっきスティーブと話していた時の事を差しているのだろう。今夜のウォルシュ夫妻を見ていて、何か違うのではと感じ始めたらしい。これからどうなるのか心配するアンドレア。第一印象でときめかなかったら、ずっとそのままなのよね、、、、と意味深な発言。
ケリーも自分とディランは情熱すぎてうまくいかなかったと、アンドレアに話した。小さくうなずくアンドレア。
ダンは自分が切り分けられたケーキを取ってくるので、シャンペンを取ってきて欲しいとアンドレアに頼んだ。裏庭に設けられたバーへやってきたアンドレアは、そこでバーテンをしている一人の男性と出会う。シャンペンを用意しながら会話を楽しむ二人。笑顔のアンドレアに、彼は「笑顔が素敵だ。輝いている。」と。そう言われたアンドレアは彼に名前を聞いた。彼の名はジェシー。自分はアンドレアだという彼女に、ジェシーは「君にぴったりな素敵な名前だね...」と言いながら、シャンペンを差し出した。
スローなバラードに合わせてダンスを踊っている、ブレンダとスチュワート。そこへブレンダに話しがあると、いつもは踊らないブランドンがやってきた。そして二人は踊りながら話すことになった。ブランドンは「おまえ大丈夫か?」とブレンダに聞いてもた。すると「よくわからないんだ。でも最高の気分よ」と答えた。ブランドンはあとで後悔して欲しくないと言って、そうならないようにすると約束をするブレンダだった。
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