ピーチピットでディランが食事をしていると、そこへジョンがやってきた。ジョンは「ケリーはもうお前に会いたくないと言っているが、お前は彼女にまとわりついている。」とディランに言った。ディランは「彼女が誰と付き合おうと勝手だが、相手がアンタだと理解に苦しむ」と言い返した。そう言われたジョンは今の言葉を忘れるな...と言い残してピーチピットから出て言った。
【スティーブ&ローラ】
スティーブはローラからの電話を拒んでいた(ローラって?ここを参照してね)。カパエプシロンにも3度もかかってきていたが、居留守を使っていた。
ローラは、アンドレアがスティーブと同じウエストビバリー高の出身者であることを知り、なんとか理由を付けて、彼の自宅の電話番号を教えて欲しいと頼んだ。アンドレアはスティーブの自宅の電話番号をローラに教えた。
【ブランドンの家庭教師】
ブランドンはランドール教授の部屋で、「ディーショーンは全く勉強しようとしないので、自分はもうお手上げだ」と訴えた。しかし教授は、ディーションの家系では大学へ進学した者も少ないし、もったいない...と言い、約束のディナーにディーショーンも誘おうと提案した。ちょうどそこへやってきたルシンダにも、「ブランドンと一緒にディーショーンも夕食に招待した!」と伝えた。
【ブレンダ&スチュワートの結婚決定?】
ブレンダとスチュワートはホテルの一室でらぶらぶ...
しかし、ジムとシンディは相変わらず二人の結婚には大反対だ。そこへ、スチュワートの父であるローレンス・カーソンの秘書から電話がかかった。カーソン夫妻が、二人の結婚のことで相談にしやってくるらしい。シンディはこちらの都合も聞かないで?と言うが、ローレンスはジムにとっても仕事上の付き合いのある人なので、仕方なさそう。きっと、ローレンス夫妻も二人の結婚には反対なんだと思い、この結婚を白紙に戻ることができるかもということに。
ブランドンはディランに、「両親がローレンス夫妻と結託してそこで結婚を白紙に戻そうとして,
もし結婚しないことになったら、またブレンダはご褒美にパリ旅行へ行かせてもらえるかもね〜」と話した。ディランも「彼氏ができるたびにパリ旅行ができるんだな」と茶化していた。
#ブレンダはディランのことを両親に反対された時、家を飛び出してディランの家に隠れていたことがあった。しかし、両親と和解したときご褒美としてパリ旅行へ行かせてもらったことがあった。ディランは、今回の結婚はやめさせるべきだと主張するが、スチュワートについて知っている秘密を話そうとはしなかった。ブランドンも知っているなら教えてくれというが、自分はブレンダが誰と付き合おうが、自分の出る幕ではないことがよく分かったから...と言う。
ウォルシュ家にやってきたローレンス夫妻を前に、ジムは二人の結婚について両家族で話し合いたかったと切り出した。そこへブレンダとスチュワートがやってきた。どうやらローレンス夫妻が二人も呼んだらしい。4人でワイワイ話ている光景を見たジムとシンディは、ローレンス夫妻が二人の結婚に賛成していることを悟った。
ローレンスは花婿の父親として結婚の費用は全て出させて欲しいと申し出た。カーソン婦人も「招待客はカーソン家だけで400名程度いるが、そちらは何人くらい?」と言い出した。そこで、ついにジムは「結婚は早すぎる」と口にしたが、カーソン婦人は「自分もそう思う。6月ごろが良いのでは...」ととんちんかんな返答。結局、結婚には反対していると言えないまま終わってしまった。
ブレンダは両親が結婚には反対だわ...とスチュワートに話すと、彼は「今夜二人きりでラスベガスで式を挙げよう!」と言い出す。もちろん皆には内緒だが、ブレンダはブランドンにだけは話した。「式を挙げてしまえば、パパとママにはどうすることもできないわっ」と言うが、ブランドンは大反対だ。兄貴ならわかってくれると思って話したのに...というブレンダに、ついに自分の好きにすればいいさと諦めた。ブレンダはニコニコで「このことは内緒よ!」と釘を差してブランドンの部屋を出て言った。
カーソン夫妻が帰ったあとのキッチンで、ジムとシンディはどうしたらいいんだ〜と大興奮。ローレンスは大事な仕事のクライアントだし、夫妻の勢いに負けて結婚を承諾してしまったが、式は6月。まだなんとか間に合うわね!と気を取り直すシンディ。そばでブランドンも話しを聞いていた。
ブランドンは、ブレンダの式を止めるためにスティーブを誘ってラスベガスまで行くことを決意した。そのことを電話で告げられたスティーブは、そのことをケリーに電話で話し、ドナ、デビッド、アンドレア、ディランへと伝わった。
ブランドンは黙って行こうとしたが、やはりジムとシンディに話すことにした。すると自分たちも行くと言い出したが、ブランドンが自分に任せて欲しい...と言い、シンディはそれを許した。
【ケリー&デビッドの和解/スチュワートの秘密】
5時発の飛行機に搭乗したブランドンとスティーブ。そこへケリー、ドナ、アンドレアが一緒にやってきた。続いてデビッドもやってきた。はち合わせになったケリーとデビッドは言い争いを起こすが、ドナが「今日ぐらい自分たちのもめ事をやめて」と説得して一時休戦となった。ドナを挟んで席についた二人は、「姉を失ったことが一番つらい」「あんたはたった一人の大切な弟よ」とお互いの気持ちを素直に打ち明け、とりあえず和解したようだ。
そして、最初の搭乗者ディランもやってきた。ブランドンはディランに、スチュアートのことで知っていることを話して欲しいと頼み、ディランはついに話した。昔「イブの林檎」という店があり、スチュワートはそこのマネージャーで麻薬を売っていたという。それを知ったブランドンは、なお更結婚を止めないと...と言うが、ディランは「それを決めるのはブレンダさ」と言う。
【ラスベガスにて】
一行は揃ってラスベガス入りし、ホテルに部屋に揃った。
そこでケリーは、自分はこの結婚には納得がいかないと口にした。アンドレアが「自分もそうだ」と打ち明けたことがきっかけで、みんなでブレンダを探して説得しようということになった。しかし、みんなで反対すれば余計意地になって教会へ行くだろうというディラン。ブランドンは、自分達は結婚を祝福しにやってきたと見せかけておき、ブレンダを動揺させ、最後にはブレンダの結婚をやめさせよう!と計画した。スチュワートの方はディランが担当することになった。
早速、みんなでブレンダ達の部屋(1096号室)を訪問することに。部屋の番号はスティーブがメイドから聞き出していたのだ。みんなの突然の訪問に驚いたブレンダは、初めは結婚を止めにやってきたのかと思ったとケリー達に言った。スチュワートも驚いた様子。
みんなはラスベガスの街へ繰り出した。
ホテルのブライダルショップでドレスを購入したブレンダ達。ドレスはポリエステルでできているもので40ドルらしい。なんだか安っぽくて嫌だ...とブレンダは言うが、贅沢は言わないの!とケリーに言われる。アンドレアからレースの手袋を、ドナからはアクセサリーを、ケリーからは青いガーターを受け取った。
【ついに挙式】
その頃L.A.に残された両親が、「やっぱり自分達もラスベガスへ行こう!」とラスベガスにきていた。
ホテルの部屋から、ラスベガス中の教会へ電話をかけて、ブレンダが式を挙げる教会を探し、
ついに「Silver Bell」を突き止め、早速そのチャペルへ向かった。
ディランはスチュワートに「もう覚悟はできたかい?」と訊ね、自分が付き添い役をやると志願し、二人の結婚指輪を預かった。
受付のおばさんによる、下手っぴなオルガン演奏の結婚行進曲がチャペル内に響きわたっている。ブレンダは「なんだか不安だわ」とブランドン言うが、「両親も何年後かにはきっと分かってくれるさ!」と返事をした。だんだん不安になってくるブレンダ。いよいよだわとバージンロードを歩いて神父の前へやってきた。
その神父がまた妙な神父。その神父が結婚とは...と話している最中、ブレンダとスチュワートはお互いに結婚はまだ早いかも...と思えてきたようだ。神父が「この結婚に反対のものは...」と決まり文句を言うと、しばらくシーンとした後、ブレンダが「わたし...」と口を開いた。神父もまさか新婦が反対なわけがなかろうと思い、「誓いの言葉はまだ...」と言いかけると、スチュワートに「この何週間か夢を見ているようだった。愛していたが、恋に恋していただけかも」と告げた。すると、スチュワートも「自分もそう思う」と言い出した。それを聞いたブレンダは、「やめたいって言っても怒らない?」と言い、賛成したスチュワートと抱き合って喜んだ。そこへジムとシンディが「やめろ〜」とタイミングよくやってきた。しかし、「結婚はやめたって」とブランドンに言われた二人は拍子抜けした様子。
一件のあと、みんなはホテルのクラブで食事をしていた。ブレンダとスチュワートはダンスを踊ながら話しをした。
スチュワートは、「君と人生を分かち合うことで、自分の人生を誤魔化そうとしていたかもしれないことを反省している」と告白した。ブレンダも自分もそうだと言い、結婚はしなかったけど愛しているわ...と言ってダンスを続けた。
アメリカでは21歳以下の賭け事は法律で禁じられているが、アンドレアはデビッドに唆されてスロットに手を出してしまった。すると、ビギナーズラックで大当り!そこへ係員がやってきて、当然未成年であることがばれて、儲けはパー。
ディランはスチュワートに死ぬまで一人の女性とだなんて信じられないとか、ブレンダは自分と付き合った前後にも数人の男性と付き合ったが、どれも本気じゃなかった。つまり若いってことさ...と話した。スチュワートはいまのブレンダは本気だとも!と反論するが、ショーガールのダンスを見ながら、なんとなく動揺し始めた様子だ。
式を挙げる午前0時が近づいてきた。男性陣はクラブを後にした。
みんな「Silver Bell」というチャペルへやってきた。ラスベガスで挙式と言うわりには、センスのない簡易チャペルといった感じで、受付の女性も垢抜けない感じの派手なおばさんだ。彼女は早口に入場の音楽や退場の音楽を選ぶように言い、ブレンダとスチュワートもどことなく落ちつかない様子。挙式代や録音代やらなにやらで215ドルですわ〜と言われ、スチュワートはアメックスのカードでお支払い。
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第4シーズン