Episode Guide

4-14:3年目の記念日
(Windstruck,1993/12/15,1994/7/9,1997/3/15)

L.A.は30度を越す熱波が吹き荒れている。

【ドナ&デビッド/ついに決意!初体験】
ドナとデビッドは付き合いだして3年目。二人は2年前のクリスマスパーティ以来の付き合い(WBH高主催)。デビッドはドナの大好きなチューリップの花束を持ってきて、自分は先に進みたいと伝えるが、ドナは話しをはぐらかす。

ドナとデビッドのお祝いパーティを開くために、スティーブとアンドレア以外は中華街に集まることになっていた。支度をするケリーは、ドナに ディランが来るのが憂鬱だと話すと、それはきっと熱波のせいよと言われた。ドナも自分が今朝見た変な夢の話「アパートの大家であるピッツさんが放送部の部長だと名乗って出てきて、自分のことを地球最後のバージンだと言うのよ!」と怒りながら言うと、ケリーに「じゃぁ変人が二人も出てきたのね(笑)」と言われてしまった。

パーティでは、ブランドンとブレンダが二人の顔を合成したウェディング写真をポスターにして贈り、デビッドは大喜び。
みんなは、ブランドンがサンフランシスコのチャイニーズレストランでエミリーから教わったゲームを始めた。自分が引いたおみくじクッキーの中に書かれた文章を読み上げ、周りのみんなはその後に「ベッドの中で」と付け加えるというものだった。

ブレ:
自分で決めた目標を達成せよ...
全員:
「ベッドの中で」
ブレ:
でもそれはスチュワート次第よ
ディ:
多くの人間に影響力を持つであろう...
全員:
「ベッドの中で」
ドナ:
近々新しい冒険が始まるであろう...
全員:
「ベッドの中で」...やったな!>デビッド(笑)...ドナだけは笑えない
パーティから戻ったドナは、陽気のせいで鼻炎アレルギー症状が出てきたと言って薬を飲むが、眠くなる薬だと知るデビッドはその状況にがっかり。再び夢を見たドナ。今度はデビッドと両親が現れ、デビッドはドナの処女喪失に反対するフェリース(ドナの母)に、ドナと関係をもったら責任を持って結婚すると宣言し、フェリースもそれなら構わないわと答えた。そして、「ドナ、デビッドと結ばれることを祝福するわ...」と言ったところで目が覚めた。

ドナはついにデビッドと結ばれることを決意し、デビッドはビーチアパートをロウソクで演出した(時間は夜の10時)。二人がベッドの上でキスをしていると、玄関のチャイムがなった。デビッドがボクサーパンツを履いたまま玄関のドアを開けると、そこにはヒューストンにいるはずのドナの両親が立っていた。アパートにデビッドも同居していることを知らない二人に対して、デビッドは必至でその場を取り繕おうとするが、ガウン姿のドナが姿を現してしまい、ドナの嘘も空しく全てバレてしまった。フェリースはなぜ嘘を付こうとしたのかとドナに問いただすと、「私の気持ちなんてどうでもいいのね...」と部屋へ入ってしまった。

日曜の朝、ドナは教会に行く前、両親に夕べのことを謝り「ママ達がガッカリするようなことは何もしていないわ...安心して!」と言って抱き合った。デビッドは父親の家へ行っていた。
教会から戻ったドナは、アパートに帰ってきたデビッドに、このままアパートで一緒に暮らせることになったと報告した。デビッドは喜んで夕べの続きを...と提案するが、ママと約束したから駄目だと断った。それを聞いたデビッドは、ママが現れたら高校の時に逆戻りだ!と怒りだしたが、「これからもうまく行くわ!」とドナは言い、デビッドもわかったと答えた。

【スティーブ/謹慎処分】
スティーブはサンフランシスコから戻ったブランドンに、ランドール教授の部屋へ忍び込んだ所を警備員に見つかった事を打ち明け
(経緯はこちら)、ブランドンから教授に許してもらえるよう言って欲しいと頼むが、ブランドンが「今は自分は頼める立場ではない」と断ると、怒ってピーチピットを出ていった。

みんなが中華街にいる間、カパエプシロンでは緊急ミーティングが開かれていた。ライアン部長はスティーブに、いま自分達のクラブは学生議会を運営する進歩党に目を付けられていて、事が大きくなるのは問題なので、先輩達の命令でやったということを隠して月曜日まで謹慎処分を受けるように命令した。ジョンはスティーブをかばい、彼を励ました。

社交クラブの行事「洗車デー」。洗車しているケリーの元へディランがやってきて、二人がキスしているとジョンがホースで水を吹っかけてきたので、みんなもお互いに水のかけ合いを始めた。そこへスティーブが通りかかり仲間に入ったが、部長に人前にでるなと追い出されてしまい、ジョンもかばったが駄目だった。ディランが止めるのも聞かず、スティーブはその場から去っていった。

【ブランドンvsランドール教授/スティーブの危機を救う】
ブランドンは、ディーションはテキスト1ページも読まないで社会学のテストでBプラスを取るなんて、腐敗した世の中だとディランに愚痴り
(経緯はこちら)、学生会館で会ったディーションから「感謝している」と言われたが、自分を利用しただけじゃないか!と嫌味を言うと、自分がテストでBプラスを取れたのは、教授の力添えと、お金の力であることディーションから聞いた。

ランドール教授のオフィスへやってきたブランドンは、そこで会ったルシンダ(教授夫人)から、スティーブがサイン入りボールを盗む夜、事前に匿名の通報があったことを聞かされた。それを聞いたブランドンは、ピーチピットにいたスティーブに罠だったこをを告げ、ランドール教授と話をつけると告げた。スティーブはブランドンまでヤバくなる...と心配するが、決着をつける時がきたのだと言われ、ブランドンこそ本当の兄弟だ!と、仲直りした。

日曜日、スティーブはブランドンから自分が填められたことを聞き、クラブハウスへやってきた。自分が教授の部屋へ忍び込むのを知っていたのは誰かと尋ねると、ジョンは手のひらを返したように「こいつとは口を聞くな。クラブを潰そうとしている。」と言って、ライアン部長を呼びに行った。スティーブはキース先輩に誰が知っていたのかと尋ねると、自分とジョン以外は知らないと答えた。

その頃、ブランドンはランドール教授の部屋を訪ね、オフィスに忍び込んだのは自分の友人なので見逃して欲しいと頼んだ。ランドール教授は、「警備員にオフィスに入るを許可していたのを忘れていた」と言えば...と言ったが、ブランドンがルシンダとゲームを楽しんでいたのは知っている!と言い出し、ブランドンの頼みを聞こうとしなかった。しかし、ブランドンは彼女とは何もなかった...新聞部、学部長、体育教官にディーションの成績をデッチあげたことを公表しに行く!と逆に教授を脅し、教授は電話へ向かった。

【ケリー&ディラン/ふたたびラブラブ】
今夜はドナとデビッドのお祝いパーティ。ディランはブランドンが留守中にウォルシュ家でケリーと言い合いになった話しをして、今夜のパーティではその再演はしないさと誓った。
2人だけになったケリーとディラン。ケリーがディランと会うために緊張していたと言うと、ディランも「特に満月の夜は、愛し男女は潮の満ひきのように自然と引き寄せられてしまうのさ...いまの俺達みたいに」と言って、ケリーの体を引き寄せてキスをした。

二人はディランのベッドで朝を迎え、ディランは今日のプランを提案するが、今日は社交クラブで洗車デーだから...と、それぞれが別行動をしておち合うことになったが、ケリーが今日の予定をディランに尋ねると、詮索するなと言われてしまう。

日曜日、ケリーはディランに「洗車の日に来てくれなくてもよかったのに...起きている間中、いつもベッタリくっついている必要はないってこと...」と提案し、二人はまだまだ望みあり!と笑顔で見つめ合った。

【アンドレア&ジェシー、ダン】
アンドレアとジェシーは、アンドレアのおばあちゃんの家で夕食を共にした。ジョシーはアンドレアの部屋の前まで送りにきたが、二人が熱いキスを交わす姿をダンが盗み見していた。

ジェシーの住む街を散歩するアンドレアとジェシーは、ブリトーの屋台へ近づいた。屋台を引いていたのはジェシーの母と伯父と従兄弟だった。アンドレアを紹介したジェシーは、アンドレアにブリトーを御馳走し、自分の部屋へ来てくれたら最高に幸せだと言い、アンドレアも賛成した。

ダンは寮の廊下でアンドレアを待ち伏せして声をかけた。ダンはジェシーをただのバーテンだと思っていたが、UCLAの学生だと知ると「差別撤廃運動のおかげだな」と嫌味を言って去っていった。


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