Episode Guide

4-15:クリスマス騒動
(Somewhere in the World It's Christmas,1993/12/15,1994/7/9,1997/3/22)

【ウォルシュ一家/とんだクリスマス】
ウォルシュ一家はクリスマスをハワイで過ごすことになるが、実はブレンダは大の飛行機嫌い。出かけるのは夕方の便。それまで一家はクリスマスの食事をしながら、これまでのクリスマスの思い出を語り合う。雪が降らないと残念がるシンディの為に、ブランドンがホースで雪をまいたり、ブレンダが道で知り合った男性(自称サンタクロース)を自宅へ招き、始めはいい顔をしなかった両親も最後にはいい人であることを理解したこと...など。
思い出話しをしていると、そこへディランがやってきた。ディランはサンタクロースの帽子を被り、一家が会う予定にしているマウイ島に住む母アイリスへのプレゼントや、みんなへのプレゼントを配った。ディランはクリスマスはバハで過ごす予定になっている。

玄関のチャイムが鳴り、迎えが来たと一家が玄関を勢いよく開くと、そこに立っていたのはアンドレアだった。直後に迎えがやってきて、一家は慌てて荷物を取りにリビングへ向かったが、アンドレアはブランドンをつかまえて質問をした。今夜ジェシーにクリスマスミサに誘われたが、カトリック教の教会へは入ったことがないので、どんなことをするのか解からないという。しかし、ウォルシュ家も長老派の信徒であるため知らなかった。

一家はファーストクラスで寛いでいた。ところが、ブレンダがカプチーノをもらいに席を立った瞬間、着陸系統に異常が発生した為、飛行機はL.A.へ引き返すとのアナウンスが流れた。ブレンダは無言で席へ戻り、急いでシートベルトを締め出した。しばらくして、胴体着陸の可能性もある為に燃料を排出するとアナウンスが流れた。ブレンダは必至で楽しいことを考えようと努めた。これまでの楽しい思い出を一生懸命に思い巡らせ、ブランドンにもそうするように勧めた。いよいよ飛行機が着陸陸体勢に入った...

「ようこそL.A.へ」機長のアナウンスが流れ、乗客は無事にL.A.空港へ戻ることができた。

【ケリ−&メル/和解】
ケリーとドナがツリーの飾り付けをしていると、プレゼントを持ったディランがやってきた。ドナにクリスマスと「お誕生日」プレゼントを渡すディランが、ドナとあつ〜いキスを交わすのを見て、「その辺でいいんじゃないの(笑)」と言った。ディランはケリーにもプレゼントを渡し、大晦日には戻るのでデートをしようと約束してキスをした。

メルはデビッドやドナ、仲間達とクリマスパーティを開いていた。そのパーティの途中、メル宛てに電話が入った。ディランからもらった固いキャンディーを食べていたら歯がかけてしまい、顎がとても痛いぃぃ〜というケリーからだった。
ケリーはドナにメルと仲直りしろと言われていたが、ジャッキー(ママ)に裏切られたと言われる...と思っていた。しかし、診療所へやってきたケリーは、「クリスマスパーティの途中なのに来てくれて優しいのね...ママが裁判に持ち込むと言った時に止めたんだけど...」と言い、メルもケリーとジャッキーのことはもう怒っていない」と言って、二人は和解し抱き合った。

【スティーブのクリスマス】
スティーブはナットさんに、クリスマスというと自分の人生に大事件が起きる-_-;;と愚痴をこぼしていた。一昨年はニューメキシコへ実の母親を探しに行ったが、すでに亡くなっていたし、去年は学校へ忍び込んで成績を改ざんしようとして退学になりかけていた。今年は教授の部屋へ忍び込んだのが見つかってしまったが、それは社交クラブの先輩に填められたからで、ブランドンに救ってもらった
(詳細はこちら)と話したが、もっと気の利いた慰めが聞けると思ていたスティーブはは、社交クラブを辞めてしまえと言うナットさんにガッカリ。

【ディラン/隠し子、エリカ】
ディランはジャックの写真を見ながら、刑務所にいるジャックに面会したクリスマスを思い出していると、女の子(エリカ)を連れた女性(スザンヌ・スティール)がジャックを訪ねてきた。ディランはジャックは死んだと告げ、行き先を失った親子を家へ招き入れたが、ディランがジュースを用意している間、スザンヌはエリカに「バスの中で練習した通りにやるのよ」と言い、何かを企んでいるようだった。

エリカがソファでテレビを見ている間、ディランはジャックが死んで1年にもなるのに、いま頃やってくるなんておかしい...と問うと、スザンヌは「知らせを聞いてからすぐに連絡しようとしたが出来なかった...自分達はミシシッピー川の沿岸に住み、そこでは洪水で家屋や財産を一瞬にして失う。急にL.A.にやってきたのも、エリカをアナハウムの遊園地へ連れていくと約束していたからで、赤十字での避難キャンプの日々を早く忘れることができるだろうと思ったからだ。」と話し、エリカを連れて出ていこうとするが、エリカはソファで眠っていた。ディランは「寝させておこう」と言い、今夜はここへ泊まるように勧めた。

ディランはエリカの父親はどうしたのか...と尋ねると、スザンヌに「あの子の父親はジャック・マッケイよ」と言われた。
ピーチピットへ食事を取りにきたディランは、もしかしてタカりかもしれないが、「自分はジャック・マッケイの隠し子の母親だ」という女性が家に来ていて、彼女は自分を填める気だ!とナットさんに話すと、その親子がどういう気かは知らないが、年に1度のクリスマスくらいは見知らぬ人にも親切にしてやれよと言われた。

眠りから覚めたエリカは、バスの中で書いたという絵をディランにプレゼントした。そこにはジャック、スザンヌ、エリカが書かれていた。
翌日、スザンヌとエリカが目覚めるとディランの姿はなかった。スザンヌはそろそろアナハイムへ発たないと...私達はここには居られないのよとエリカを説得していると、大きなツリーを持ったディランが戻ってきた上に、遊園地のチケットも用意していた。そして、エリカが二度と会えないかと思っていたと言うと、ディランは「大切な妹を置いて行くものかぁ!」とエリカを抱きしめ、スザンヌと見つめ合った。

【ドナ&デビッド/破局】
ドナとケリーは、クリスマスプレゼントを持ってきたディランと話していると、メルのパーティに出かけるという、暗い表情のデビッドがやってきた。「私が付いている!」とドナに励まされて出かけたデビッドを見たディランは、彼の様子がおかしいのでは?と聞くと、ドナはエリンの養育権のことでまだ揉めているせいだと言った。

パーティにやってきたドナは、デビッドを心配して見つめていた。しかし、デビッドは裁判のことで落ち込んでいるのではなく、ドナとの関係のことで悩んでいた。二人の3年目の記念日にやっと結ばれるはずだったのに、急にドナが考えを変えてしまってから(詳細はこちら)、デビッドはいろいろ考え始めていた。
メルもデビッドの様子がおかしいのはエリンの養育権のことが原因と思い、クリスマスくらいは考えるなと注意をするが、原因はそのことではないと答えるデビッド。

ケリーは、一人でパーティから戻ったドナに、デビッドと喧嘩でもしたのかと尋ねたが、デビッドはメルの所にいて、二人は話し合う時間が必要だから、デビッドとは明日ピーチピットで会うことになっていると話した。

ドナやケリー、デビッド、アンドレア、スティーブは、ピーチピットでクリスマス恒例の「ホームレスへの無料配給」を手伝っていた。ドナはデビッドに避けられている?と...元気がない。ケリ−はデビッドに、ドナを無視しないで優しくしてやれと注意するが、自分は一緒懸命やろうとしていると言った。
スティーブがサンタクロースの格好をして子供達にプレゼントを配っていると、引き返してきたウォルシュ一家もやってきた。みんなはナットさんのオルガンに合わせて合唱を披露して盛り上がっていた。

ドナは、姿の見えないデビッドを呼びにキッチンの裏へ行き、デビッドにどうしたのか尋ねた。デビッドは「これ以上我慢できない!...」と途中まで言い、今日はクリスマス&お誕生日だからまた今度...という話すのを止めたが、ドナは気にせず話すように勧めた。そして、 「僕たちはこれ以上うまく付き合っていけないと思う...特にsexの面では...」と言われたドナは、一人にしてと泣き出した。


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