Episode Guide

4-21:恋はもつれて
(Addicted to Love,1994/2/16,1994/8/27,1997/5/11)

【ブランドン vs リッチランド】
ルシンダの家に泊ったブランドンは、そこから学長のパーティへ出かけることに。昼食会へは女性同伴OKだが、同じ大学の講師の身であるルシンダには無理。ブランドンは一人で行くのだが、ルシンダのキス攻撃でなかなか出発できず、ブランドンもルシンダの服を脱がし初めた。
パーティにやってきたブランドンは、そこでリッチランドに会った(ブランドンを新聞部に勧誘した男)。一人で昼食会に来たブランドンに、本当は恋人がいるのでは???...出世の早い一年生はネタとして丁度いいからと、ブランドンの周囲から証言をとって特集記事を書くと宣言。ブランドンはかいかぶり過ぎだ言うが、リッチランドもブランドンを認めてないわけではないのだが、本当の目的は「仮面に潜む真実のブランドンを暴く」ことだった。

しかし、ブランドンを中傷する者は誰も居なかった。アンドレアもその一人だった。アンドレアの部屋へ引っ越してくることになったスティーブは、リッチランドがブランドンの特集記事を書くと聞くと、ブランドンはいつも自分を助けてくれる...ランドール教授とトラブった時も助けてもらったと、その事件について話し出した。

リッチランドは、ジムにいるディーショーンの所にもやってた。ランドール教授は彼の取材を拒否したようだ。根掘り葉掘り聞かれるディーショーンが知らないと突っぱねていると、ブランドンもトレーニングにやってきた。リッチランドが出ていった後、ディーショーンは「ここでルシンダと待ち合わせするなら気を付けたほうがいい」と忠告するが、ブランドンはあれ以来口も聞いていないさと言い、ルシンダも知らんふりして、二人の横を素通りして出ていった。

【ブランドン/ケリーと昼食会へ】
スティーブと一緒にピーチピットにやってきたブランドンは、向こうのテーブルでケリー、ディラン、ルシンダが仲良く話している光景に出くわした。ルシンダの授業後、ケリーが連れてきたのだった。ルシンダが論文代わりに撮影していた映画が、半分撮ったところで資金を使い果たしてしまい、資金援助も断られてしまったと聞いたディランは、ガテマラでやっていた実地調査はすばらしいのに...内容がよければ資金援助を考えてもいいと申し出た。
映画の資金に困っている云々という話しをルシンダがしているらしい...とナットさんから聞いたブランドンは、スティーブの「ディランに迫っているのか!は大金持ちだもんな」という言葉を聞いて、ブランドンは嫉妬していた。

ルシンダの研究室にやって来たブランドンは、ルシンダが明るいのはディランとの話しが弾んだから???と振ってみた。ディランが映画資金を援助してくれるからもと聞いたブランドンは、次はルシンダが博愛精神の対象者なのか...と呟いた。ルシンダはディランの彼女であるケリーはとても綺麗な子だし、大学総長の昼食会へ連れていくのは、ケリーのような子が一番だと勧めた。聞いてみると言ったブランドンは、ルシンダを机の上に押し倒した。

ブランドンは、ケリーに昼食会へ一緒に行って欲しいと頼む為に、ディランの所へやってきた。話しを聞いたディランは、自分の彼女を貸せというのか!と言うが、ケリーは総長はノーベル賞受賞者だし、昼食会へ行きたいと言って、結局一緒に行くことになった。ディランもそれに承知した。

昼食会の前、ブランドンがルシンダの自宅へ立ち寄ると、彼女は映画の企画書を作成していた。頭の堅い財団はどこも誉めてくれなかったが、ディランだけがその気みたい...というルシンダに、ブランドンは「映画のスポンサーになるのはディランには名誉なのさ」と、ルシンダ曰くライバルというような口ぶり。それでルシンダはブランドンが嫉妬していたのだと悟り、「でもそれもあとしばらくの辛抱」と言ってキスをした。

ケリーと一緒に昼食会へやってきたブランドンは、学長に総長を紹介してもらうことになったが、話しが弾んだのはケリーに方だった。昼食会も終わり、ケリーはとても満足した様子で、その帰り道に、「私達はいいコンビになれるね、よく素敵な男性もうヒトのものって言うけど、そんなの嘘っぱちよね」と言った。そして二人はドナとデビッドの仲直りパーティへ出かけた。

【ブレンダ&スチュワート/破局?】
ブレンダはスチュワートにパームスプリングスに誘われていた。その朝、スチュワートがブレンダを迎えにやってきたが、ブレンダはルシンダの授業を終えてから出発するため、その間スチュワートは大学で待ちぼうけを食らうことになっていた。二人を見送るジムは「結婚するなら電話をな!」とジョークを言うと(これにまつわるエピソードはこちら)、「それって結婚しろってこと?」と答えてブレンダは出ていった。

二人はお互い一緒に居られれば幸せ!と話しながらパームスプリングスへ向かっていたが、スチュワートがキャンプで1泊してから行こう!と言い出した。夕陽を見に車を降りた二人。ブレンダは高級車に乗ったり、高いスーツなどばかり着ているが、夕陽を見ようと言い出すような素朴な所が好き!とキスをして、寒いからとセーターを取りに車へ戻った。ところが、ブレンダはいつもの習慣で、車のキーをロックしてしまった。ブレンダは謝ったが、締め出されて大丈夫な訳はない!と、スチュワートは不機嫌モード。ガラスを割って...というブレンダの提案にも「新車だから」と断るスチュワート。日も沈み真っ暗、そこへ一台のトラックが通り掛かり、電話のあるモーテルまで乗せてもらえることに(にわとりと一緒の荷台にだが)。スチュワートは車を置いては行けないと断ったが、ブレンダは一人だけでは車に乗れないからと、一緒に行くことになった。

二人はそのままモーテルに一泊することになった。ブレンダはスチュワートのお父さんに電話すれば、すぐに何とかなるのにと言うが、それだけは意地でもしたくないスチュワート。ブレンダは「いつの日か今日の事を笑って尾も出せるわね」と、ステュワートを励まそうとするが、全てブレンダのせいにして、自分はソファで寝ると、そそくさと布団をかけて眠ってしまった。

日が昇り、二人が作業員を連れて車の所へ戻ってみると、なんと車は荒らされ全て無くなっていた。それからパームスプリングスへ向かったスチュワートは、約束の時間に遅れたことを父カーソンに注意され、それは自分のせいではなくブレンダのせいだと言いだした。二人のカーソンの言い争いを聞いてたブレンダは「もうウンザリ」と、ダイヤの指輪を抜き取りプールへ投げ捨て、去っていった。「先に指輪を。これではみんなの笑い者に」と、ブレンダを追いかけようとするスチュワートに言うが、彼はそのまま行ってしまった。

ブレンダはケリーに迎えに来てもらおうと、ディランの家へ電話したが、ケリーは昼食会に出かけて留守だった。ディランは自分が迎えに行ってあげるからと、どこに居るか言うように勧めるが、ブレンダは遠いからと拒んでいた。しかし再三のディランの申し出に、ブレンダもついに「パームスプリングス」と言うと、ディランも"あやや"という感じに。

ビバリーヒルズへ戻る車中、、、

ブレ:
素敵な週末を過ごす予定だったのに、結局彼の一番嫌な面を見てしまったの。あなたとバハへ行った時、ちょっとドジったじゃない?
ディ:
ちょっとドジっただって? 君がパスポートを無くして、3時間も国境で足止めされたんだぞ
ブレ:
でもどんなに酷い目にあっても、あなたは私を避難したりしなかった。失敗を笑い飛ばして楽しかったじゃない。でもスチュワートは自分のヘマを許さず醜い言い争いが続いた...彼とはもう終わりだわ。
あなたと別れてから上手く男性と付き合えないのはどうしてだろう? やっぱりあなたを忘れられない。まだ愛しているのに他の男性を愛せる...?
ディ:
オレだって君を愛してないわけじゃない
ブレ:
えぇ、でも恋してない
ディ:
スチュワートのことで、自分を憐れんでるだけよね。あなたと友達で良かった
ブレ:
オレだって。このままデビッドの復活パーティへ復活しよう

【パーティーにて/ブランドン&ケリー vs ディラン】
ドナはデビッドとの仲直りパーティの為に、クッキーを焼くことに。デビッドはキッチンで今までのことを謝り、気分転換の為にピアノを借りようと思っていると話した。
ピアノを借りにきたデビッドは、そこへケリーを呼び出した。今度は自分の為に音楽を初めようと思っているとと話し、ケリーにもアパートへ戻って欲しいと頼んだ。ケリーはドナの為かと聞いたが、自分の為だから...考えておいてとデビッドに言われた。

パーティへ駆け付けたみんなは、デビッドが作ったシシカバブを食べながら、デビッドの復活を祝った。ケリーはアパートへ戻ることに決め、デビッドも喜んだ。デビッドがドナと一緒にピアノを弾いて、みんなが楽しんでいると、ディランがブレンダを連れてパーティへやってきた。それを見たケリーは、ディランにキスされても無表情のまま。ブランドンはパームスプリングスへ行ったのでは???と、なぜ戻ってきたのか不思議そうにしていると、ブレンダは「ディランのおかげでここへ戻ってくることができたの」と話した。ケリーは、自分が昼食会へ出かけることを許したのは、このせいなのかとディランに尋ねた。ディランも「あぁそうさ」と答え、ブランドンにも「またケリーを借りたければ許可は要らないぜ」と、シシカバブを食べに行ってしまった。残されたケリーとブランドンは、お互いに見つめ合った。


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