Episode Guide

4-22:拾った犬
(Change Partners,1994/2/23,1994/9/3,1997/5/18)

【拾った犬/動物実験】
大学構内で見つけた犬に食べ物を与えたドナとブレンダ。二人は車に乗り込んできた犬を追い払ったつもりだったが、その犬は車の後を必至で走ってついてきた。ドナは、ピーチピットまでついてきた犬をビーチアパートへ連れて帰り、名前をロッキーとつけて、首輪をしていたので飼い主を探すポスターを書いた。ところが、その犬の胸2箇所の毛を剃られた跡を見つけて心配になったドナは、ブレンダと一緒に動物病院へロッキーを連れていった。そこで、ロッキーが動物実験の材料にされており、傷はその時にものであることが判明した。二人は大学の医学研究所でアルバイトを始めたアンドレアに相談することに。

ロッキーを連れて医学研究所へ向かう途中、二人は学生達が動物実験反対の署名を集めているのに出会った。ブレンダは実験の実態を聞いて、ロッキーを連れていったら...と、ドナと共に心配した。そこへやっきたアンドレアは、動物実験は人間の医学に役立つのだから...と、その運動には同意するつもりはなかった。アンドレアはドナとブレンダに「大丈夫」と言って、ロッキーを医学研究所へ連れていった。二人はアンドレアに任せておけば大丈夫...と、動物実験反対の署名にサインをした。

ビーチアパートで動物実験についての話しで盛り上がっていると、ロッキーを連れたアンドレアとジェシーがやってきた。一度外界へ出てしまった動物は実験対象にはならないということで、ロッキーは自由の身となって、またドナの元へ戻ってきたのだった。

【スティーブ】
アンドレアの部屋へ移ってきたスティーブは、その部屋を社交クラブの第2のたまり場にしようと計画していたが、アンドレアから強く釘を打たれていた。もし寮で問題を起こしたら、自分が持っている寮の権利を失うことになってしまうからだ。寮長であるキャシーも、スティーブには目を着けていたので、とても心配していた。スティーブはアンドレアの願いを聞き入れ、社交クラブの人間は誰も入れないと誓った。

マンツがスティーブを訪ねてきた。マンツには2年間付き合っている彼女がいて、やっと彼女が体を許してくれることになったという。社交クラブの寮にはプライバシーがない上、マンツが童貞であることを知ったスティーブは、部屋を貸して欲しいという頼みを断ることが出来なかった。

マンツが彼女といいムードでいると、何も知らないアンドレアが部屋を開けてビックリ。そこへ戻ってきたスティーブは、怒ったアンドレアから、明日の朝までに部屋を出ていくように言われてしまった。

翌朝アンドレアが再び寮へやってきて、部屋のドアをノックすると、中からスティーブの声が聞こえた。アンドレアは出ていってと言ったのに!と言いながら、スティーブが開けたドアを更にこじ開けて入っていくと、そこには下着姿にシャツ一枚のキャシーがいた。アンドレアは驚いたが「そういうこと」と、笑いながら部屋を後にした。

【ルシンダ&ブランドン】
ブランドンは教育実験プロジェクトのキャンプへ参加する為、再びケリーを連れていくことにした。ルシンダはブランドンが不在の間、ディランに映画のフィルムを見せる約束をしていた。自宅に招いたディランに、「自慢のガテマラ料理を御馳走するつもりだろう...自分が何かしようとすると、決まってディランとお金が立ちふさがるんだ」と訴えた。ブランドンも最初はルシンダにガテマラ料理に招待され、それから関係が深まっていったのだった。自分達は人目を忍んでしか会えない...と焼きもち交じりに怒ったブランドンは、今日は泊らないで帰る...と、玄関へ向かったが、明日から会えなくなるのに〜と寄り添ってきたルシンダと激しくキスをした。

キャンプへやってきたブランドンは、リッチランドと同室になってしまった。ケリーは総長の高校生の娘クレアと同室に。リッチランドは周囲へのインタビューは全て終わったので、あとは本人と話すだけだ...と、スティーブから聞き付けた"ランドール教授がスティーブの起こした事件"を見逃した訳を聞いてきた。そして、ルシンダのことも、嫌気のさしたブランドンは、庭でケリーにその話をした。そして自分はルシンダと付き合っていて、そのことがバレないようにケリーを彼女に見立ててパートナーに選んだことを謝罪した。ケリーは、そこへやってきたリッチランドに「一言言ってもいいかしら??? くそったれぇ(笑)」と言って、ブランドンと手をつないで行ってしまった。

夜は親睦を兼ねたスクエアダンスパーティが開催された。二人が一緒に踊ったのは2年前の高校のスプリングタスパーティ以来で、その時ケリーはブランドンに告白をしたのだが、「妹のような存在」とフッたのよ...と思いで話をしていた。そしてケリーは「もし妹の友達でなかったら君のことを好きになってたって言ってくれたわね!」とブランドンに言った。
パーティの帰り道、ブランドンは、ルシンダとコソコソ会うよりもみんなの前でケリーと一緒にいる方が楽しい...と言い、二人はキスをしてしまった。ケリーは、もう一度妹にしか思えないと言って...でないと、自分達を信じて家で待ってくれている人がいるのに...と言いながら、再び抱き合いながらキスをしてしまった。

翌日、ケリーは「これ以上恋人ごっこは続けられない。でも、夕べは自分もそうなることを望んでいたから後悔はしていない」とブランドンに告げた。

【ルシンダ&ディラン】
ケリーが教育実験プロジェクトのキャンプへ出かけている間、ディランはルシンダが撮影している映画のフィルムを見せてもらうことになった。もし気に入れば、ディランは途中で資金が尽きてしまって保留されている映画の資金を援助するつもりでいた。フィルムを見終わったディランは、ぜひ続きが見たいと言った。

ルシンダは、ディランに自慢のガテマラ料理を御馳走することにした。そして、大切なのは雰囲気だわ...と言いながら出来上がった料理の周りに蝋燭を立てて火を付けた。ルシンダはディランを誘惑をし、キスをした。

翌日、ピーチピットにいるディランを訪ねたルシンダは、ディランの態度が急変したことを尋ねた。ディランは自分のお金が目当てで誘惑してきたのだろう...その事がわかったので帰ったと言うと、ルシンダは、お金が目当てだったのではなく、ディランとそうなりたかった(関係をもちたかった)からだと言い、ディランに「気の毒な人」と言ってピーチピットを出ていった。

【ブランドン&ルシンダ、ケリー&ディラン】
ブランドン達はキャンプを終えて、ビーチアアパートへ戻ってきた。そこへはスティーブやアンドレアも集まっていた。ケリーとディランは元のとおりラブラブ状態に戻り、それを見たブランドンは、お先に!とアパートを後にして、ルシンダの元へ向かった。ルシンダは「あなたに会いたかった」と言って、ブランドンを引き入れて抱き合った。


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