Episode Guide

6-25:ああ 弟たちよ
(Smashed,1996/3/20,1996/10/5,1998/10/10)

【スティーブと弟たち】
スティーブは大女優夫妻の養子であり、本当のママは既に他界していた。クリスマスイブ、パパの勧めで働くエージェントの社長の代わりにクリスマスプレゼントを渡しにいくことに。が、間違えて、浮気相手の女性におもちゃのレンジを、姪にレースのガーターを渡してしまった。そのことを父にひどく叱られ、どうせ本当の息子じゃなく辛くあたるなら縁を切ってくれと言ってしまう。翌日クリスマスの朝、パパに真実を開かされた。実はそのパパは本当のパパだったのだ。はじめはショックを受けたスティーブだが、和解しハッピーなクリスマスを過ごすことに。
スティーブは大学長の娘であるクレアとつき合っている。

スティーブには実は2人ほど弟がいた。この二人は悪ガキでまだ未成年。一緒に住んでいるわけではないが、たまにパパからお守りを頼まれる。ブランドン宅でのパーティのホスト役を勤めるスティーブは、二人が酒好きでいつも周りの目を盗んで飲もうとする二人を見張っていたが、二人は隠れて大量のお酒を飲んでしまい、ライアンが急性アルコール中毒に掛かってしまう。たまたま居合わせたグレッグのおかげで素早い措置を取ることができたが、スティーブはパパに叱られる。スティーブはライアンのそばに一晩中ついて見守り、意識も戻って回復に向かう。

【昔のカップル...ドナ&デビッド】
高校生時代につき合っていたドナ&デビッド。いまは別れてそれぞれ別の人とつき合っているが、友達の関係は続いている。今夜ブランドン宅で開かれるパーティで撮影を担当するデビッドは、そのインタビュー役にドナを指名する。「こういうことを一緒にするのは久しぶりねぇ。前はよくやったけどね」と話す。これ以上二人の関係がどうこうなるわけではないが、見ていてちょっと嬉しくなる場面だ。

【バレリー、コリン】
バレリーは弁護士に勧められた検事との取引をコリンに勧める。それは6カ月間州刑務所に入るというもので、それに不満を持って裁判を起こしてもコリンには不利な証拠しかないので、さらに重い罪に問われることが目に見えている。そう伝えられたコリンは癇癪を起こしたが、バレリーに説得され承知した。バレリーは今夜ブランドン宅で開かれるパーティへ一緒に行こうと誘うが、「ケリーもくるだろうし、きっと会いたくないだろう」とコリンは乗り気ではない。なんとか引きずりだして参加したパーティでコリンはケリーと出会う。そんな二人のツーショットを見たバレリーは帰宅後コリンに「全てみていたのよ」とすごい剣幕。だがコリンは、「ぼくは君を愛しているんだ。」といい、バレリーも「私もずっと好きだった」と抱き合う。

【謎の人物...タラ】
数週間後、タラもリハビリセンターを退院する。ケリーは本人の住まいが決まるまでタラをアパートに置いて欲しいとルームメイトに相談する。しかし、クレアとドナは反対だった。特にクレアは「またホームレスに戻ればいいぢゃん」という程だったが、ケリーの「私しか頼る人がいないのよ」という言葉に仕方なく賛成をした。
その夜、ケリーはタラをブランドン宅でのパーティに誘う。タラも大喜びでケリーに借りるドレスを選ぶ。自分が着ていこうとした黒のドレスを選ばれてしまったが、それを譲り、その上お気に入りのネックレスまでかす。するとリハビリセンターに勤める研修医グレッグより電話が入った。ケリーはグレッグもパーティに誘っていた。それを知ったタラは邪魔になるから行かないと言い出したが、一緒に行きたいとケリーに説得され出かける。パーティではそれなりに楽しんだタラ。ケリーとグレッグと3人でアパートまで戻り、先にアパートの中へ入るが、ドアにかかったブラインドの隙間から2人の様子をうかがう。外で2人がキスをしているのを見て、ケリーの大切にしているネックレスに手をかけ、「あんたなんて最低よ」と言をいいながら引きちぎる。


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