Episode Guide

6-28:プリンス登場
(The Big Hurt,1996/5/1,1996/11/2,1998/10/31)

【嫉妬するジョー】
バンドのプロモーションビデオの作成も無事すみ、その試写会がカーサ・ウォルシュ家で行われた。集まったのは、デビッド、ドナ、ジョー、ブランドン、スーザン。ビデオが再生され、ドナがセクシーなダンスを踊っているシーンが流れる。ジョーは全く画面を見ようとしない。デビッドとドナは自分達がいないほうが見やすいだろうといって、ダイニングへ行く。ジョーはそれが心配な様子。
翌日デビッドがブランドン達の意見を考慮して、最終的な編集を行っていると、ドナが数カ所のシーンをカットしてい欲しいと申し出るが、それはジョーが不満に思うシーンであった。デビッドは大反対をするが、ドナの「もうコンビは組まない」に負けてしまう。そのビデオを売り込みに行くと、かなりいい線だ。バンドの契約にはこぎ着けたが、プロモーションビデオを少し訂正すれば、3本の仕事を回すとの申し出。 デビッドは明日までに再編集すると約束し、ドナも仕方がないと諦める。そしてそこことをジョーに話すと、デビッドに嫉妬していただけだったと言って、ドナは再びデビッドと仕事をすすめる。

【コリン刑務所へ】
コリンの判決の日は迫っていた。バレリーはお金を積んで弁護士を変更し、最良の手を尽くした。その甲斐あって、新しい弁護士は検事側と取引を行い、コリンが有罪を認めたならば、6カ月の更正施設通いで済むことになった。施設は家からも近く、コリンは絵を書き続けることができる。審議当日はハンロン判事だが、彼は麻薬に関しては甘いということで、ほぼ100%刑務所へ行かなくても済むはずだった。しかし、検事が取引どおりに6カ月の更正施設通い提案すると、判事は「取引したのはわかっている」と言い、市民を危険にさらしたカーチェイス起こした罪は重いとして、コリンは2年間刑務所へ行くことになってしまった。

【スティーブのライバル?】
クレアが9歳の頃2年間だけ住んでいたパリのモンマルトルで、家族ぐるみでお付き合いしていた家の息子、すなわちヨーロッパの王室のプリンス「カール」がビバリーヒルズにやってきた。スティーブもカールに会いに、クレアの家へ行く。スティーブは「皇室の紋章入りカフス」をほしがっていた。クレアとともに、カールのお相手をするスティーブ。その甲斐あって、カールからカフスをプレゼントされ、喜ぶスティーブ。ナットさん達に自慢気に話す。
そのころ、カールはもうしばらくビバリーヒルズに滞在することにしたとクレアに話す。どうやら、カールのお目当てはクレアのようだ。

【タラの正体】
タラにはアパートを出ていってもらうことになった。いままで撮影したフィルムを現像しに、ブランドンの在籍する新聞部の暗室にやってきたタラ。ブランドンは、彼女の髪型や話で、「タラが変」であることに気づいた。
タラがアパートを出ていく朝、彼女がビーチへでかけている間、ケリーはタラのトランクの中を見てしまう。そこには家族からの手紙の束があった。タラは家族に見放され、引っ越した先すら教えてくれないと話していたが、家族からの手紙には電話番号と、帰ってきて欲しいという、タラが話した内容とは正反対の内容が書かれていた。ケリーは戻ったタラにそのことを話した。タラは逆上し、グレッグの件、バレリーの車件は、ケリーの為を思って自分がやったと怒鳴った。そして銃でケリーを脅し、車で海の見える崖へ向かう。タラは騒ぐケリーを殴って気絶させ、その間にケリーの腕を縛った。また排気口にホースをくくりつけ、その先を車中へ引き込んだ。目を覚ましたケリーに、夕日を見ながら一緒に死のうと言う。生きていたっていいことはないと...。ケリーはタラの持っていた銃を奪い取り、もみ合いながら宙を打ちまくって玉を空にした。
彼女は監視の厳しい精神病棟へ入れられることになった。タラの両親も病院へ駆けつけ、ケリーに謝罪する。


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