Episode Guide

09-16:相談相手
(SURVIVAL SKILL,1999/2/17,1999/8/18,2000/7/1)

【ドナ&ノア/破局と復活?!】
ドナとデビッドは、お互いキスしたことに深い意味はなかったことを確認し合い、ドナはノアの言葉を信じることにした
(詳細はこちら)と語った。ところが、ジーナはノアに「何もなかった」と言いつつも、あいまいな態度をとっていたので、ノアは酔った勢いでジーナと寝てしまったのだと勘違い。ドナに正直に話すべきかデビッドに相談するが、役に立てそうにないと断わられてしまった。
その夜。ついに決心したノアだが、「浮気や裏切りは絶対に許せない」というドナの考えを聞くと、その代わりに「一緒に住まないか?」と提案。ドナも「もちろんイエスよ!」と大賛成のキスをした。

翌日の深夜クラブ。二人は物件(スパニッシュタイルのアパート)を見に行く約束をしていたが、またもジーナに意味あり気なことを言われたノアが、ついに「ジーナと一緒に寝た」とドナに告白。怒り爆発のドナは別れを告げて出ていった。
ところが、二人が別れたと知った途端、ジーナが「何もなかったのに」と言い出した。もちろんノアはジーナを責めるが、思い込むほうが悪いと言われてさらに怒りを爆発させた。

ドナにそのことを説明しようとするノアだが、ドナにとっては既にどうでもよいことだった。問題はノアを信じられなくなったことで、二人が寝たかどうかではないという。ノアはアパートにある荷物を引き取るよう冷たくあしらわれて終わり。また、ジーナは「この性悪女っ」と、ついにドナに愛想つかされてしまった。

前夜、デビッドのラジオにゲスト出演していたドナは、ステファニーという女性の「いまだに別れた彼をみるとドキドキしちゃう」という相談に、「別れたら終わりだけど、思い出や忘れられないものがある。」と語り、デビッドも「元恋人と友達になれる」と語った。そして、翌日ビーチアパートへやって来たデビッドは、ドナと熱〜いキスを交わした。

【マット、ローレン】
ディランからベルエイジHの宿泊をプレゼントされたマットとローレンは、幸せの再出発をする予定だった。ところがローレンの体に異変が! 飲んでいる特効薬の副作用で白血球が減少、、、薬の服用を止めるように言われ、それは同時に精神病院への逆戻りも意味していた。もし薬を飲み続けると死んでしまうと宣告されたローレンにとって、どちらも最悪な結果となる。

翌日。病院を訪れた二人は、その新薬をのみ続けると悪性の貧血症となり、白血球の数値までが低下して敗血症を起こしたり、機能不全から肺炎になって死期を早めると説明された。1パーセントの人間がこの病気にかかり、そのうち2パーセントに薬が致命的な副作用を及ぼす。余命は長くて3週間、早いうちに元の症状が現れるが、それは以前より酷いかもしれないという。死ぬとわかっている薬は処方できないという医師だが、ローレンは絶対に薬はやめないと言い張った。だが、マットはローレンを死なせるわけにはいかない!と、いい策があるはずだと考えるが思い浮かばない。

薬の残りが3錠となった。どの先生も処方してくれないが、どうにかして薬を手に入れたら今度こそハネムーンへ行こうと言って、マットはベニスへのチケットをローレンに渡した。感激のローレンはマットを抱きしめ、マットも「愛している」と言うが...。

【ケリー、マット】
ウォルシュ家にはキャンプへ出かけたスティーブ&ジャネット、そしてケリー以外の全員が集まってパーティをしていた。マットの妻としてきちんと紹介されたローレンはご機嫌でお料理を沢山つくり、みんなも彼らの結婚話を聞きながら盛り上がっていた。そこへスティーブに寝袋を貸すことになっていたケリーが現れた。一緒に食事を!とローレンに誘われたが、ジーナから二人の結婚式の話をしていたと聞かされると、用を思いだしたので帰ると言って出ていった。後を追ったディランは、ケリーのため&みんなも居心地が悪いだろうから、食事に呼ばない方がいいと自分がマットに提案したことを話した。

デビッドの恋愛相談にゲスト出演したケリーは、かけてきた電話の声がマットだと分かった。翌日マットのオフィスを訪ねて、必死に立ち直ろうとしているのにクジけそうになる&声を聞くとローレンと楽しそうにしている姿を想像してしまうと打ち明けた。しかし、ローレンの件でケリーに構っていられないマットは、帰らないというケリーを置いて出ていってしまった。

マットが辛い状況であることをディランから聞いたケリーは、自分勝手だったことをマットに謝った。
その夜、ディランの家でゲームをしながら昔話をするケリー。その会話の中で、ディランは人生で意義を見い出せたことが2つあると言った。1つは死んでしまったトニーで、もうひとつが目の前に座っているケリーだと。

【スティーブ&ジャネット/カップル誕生】
スティーブとジャネットは、親に恵まれない子供たちのお兄さん&お姉さんとしてキャンプ(ヨセミテ公園)へ出かけることになった。キャンプの知識がなくても現金とクレジットカードがあれば大丈夫!というスティーブ。ジャネットは、そんな彼にサバイバル精神を求めて、ガソリンカード1枚と現金20ドルだけ持参するよう言うが無駄だった。

いざヨセミテ公園へ。スティーブとジャネット、スチュワートとマリアンの4人がキャンプの用意をしているところへ熊出没。食料を奪われた上に、車中で一夜を過ごすことになった。さらに翌日は、BBQの火が付いた途端に大雨が降り出してモーテルへ避難。ジャネットは途中でキャンプを投げ出したこと&いつも楽な方に流されるスティーブを非難したが、言い合いをしていて、ついスティーブへの気持ちがポロッと出てしまった。一瞬気まずい雰囲気がただよったが、スティーブがジャネットへの想いを告白...ビバリーヒルズに戻ったらカップルになろうと告げた。

【ジーナ、ディラン】
ジーナはディランがベルエイジHのスイートを予約しているのを知って大喜びするが、実はそれがマットとローレンへのプレゼントだとわかって不機嫌に。ディランはマットに借りがある&ハネムーンへ行ってない二人にプレゼントしたいのだと説明し、さらにマットに親切にして何が悪いのか?と訊ねると、ジーナは「問題はマットではなく、自分とは時間貸しのホテルしか行くつもりがない事だ!」と言って出ていった。

ケリーを呼び出して悩みを聞いてあげるディラン。二人が公園脇を歩いていると、1959年型の青サンダーバードが売りに出されていた。その昔、ディランは同じ車を持つ叔父ハンクにドライブに連れていってもらうために、頑張って早起きしていたらしい。朝起きる力を与えてくれたと話した。
翌朝。ディランが玄関に目をやると、ドアの下にはメッセージカードが。 赤いリボンの先についたカードには「Maybe this will get you up in the morning. LOVE, Kelly」(これで朝起きる力を… ケリー)と書かれており、それは家の前のガレージへと続いていた。リボンを手繰りながらディランがガレージの扉を開けると、あの青いサンダーバードが置かれていた。気に入ったゼ!...とつぶやくディラン。

マットやケリーの相談にはのって、自分のことを気づかってくれないと嫉妬するジーナ。


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