ふと目をやると、そこにはテナント募集の張り紙が。ピンときたケリーは、「ここでドナ・マーティンのブランドを開店しよう」と言い出し、早速『Stokman Reality Co.』にコンタクトを図った。ケリーは「直感に従っているだけ」と言ってドナを飽きれさせるが、さらに、自分も共同経営者になると言い出した。結局、3年の賃貸契約を結ぶことになった。
ケリーにとって更にラッキーだったのは、観察していた青年が同じ建物の2階にオフィスを構える弁護士(マット・ダーニング)で、知り合うチャンスが出来たこと。彼は内装工事の職人を紹介してくれる上(かつての依頼人)、飲酒運転で逮捕されたノアの弁護も引き受けてくれることになった。急速に親しくなる二人。
ところが、すぐに険悪な雰囲気に...。マットの依頼人であるレニーを紹介されたケリーは、その顔に見覚えがあるが思い出せない。その後、マットが忘れていった書類にあった写真を見て、ワイアット・クリニックで働いていた時の患者リアの旦那であることがわかった(詳細はこちら)。暴力を弁護するのかとマットに抗議するケリー。だが、レニーにも弁護士を雇う権利があり、それは定められた権利だ。マットは、弁護する事イコール罪を許しているわけではないと反論した。
その夜、ニューヨークのブランドンからやっと連絡が来た。話しているとマットがやって来たが、ケリーはレニーの弁護をする限り許さないといった感じ。
【スティーブ、ソフィ、スティーブ/三角関係発覚!】
本格的にDJを始めることになったデビッドは、深夜クラブ内に設置されたDJブースで、KVIBの番組を担当。電話リクエストもありの番組。時には恋愛相談も...。
夜中になるとウォルシュ家へ帰ってしまうソフィに、デビッドは不満を感じていた。ソフィは帰ることでペースダウンしているというが、納得できない様子。また、スティーブについては、住むところを提供してくれたから一緒にいるだけとのこと。希望を出している学生寮は、まだ順番待ちで入れないと言うが...。
近くに居ればアタックし易くなる....というスティーブは、ソフィにコラム『知る人ぞ知るクラブ』を書かせることにした。さらに、「記事閲覧を可能にすれば新規読者を開拓でき、広告収入もアップする」とジャネットが提案したホームページ『beverlybeat.com ONLINE』で、ソフィのライブ画像を公開することになった。カラーキューカムで撮影した画像をJPEGに加工し、数秒毎に自動でサーバーへアップさせる。その名も「Beat Cam Live」。
翌朝。コラムが掲載されてご機嫌なソフィとは逆に、デビッドは仕事のためにスティーブと付き合っているのか!とソフィを責めた。
次のコラムでは、デビッドを取り上げることにし、スティーブも任せるとソフィを後押しした。深夜3時、ソフィは取材を口実にデビッドをビバリービートに呼びだした。デビッドはコソコソ会うのは止めようと言うが...。カメラをカーディガンで覆い、二人はデスクの上で愛し始めた。だが、覆ったカーディガンが床に落ち、二人の行為全てがインターネットを通じて全世界へ一般公開! スティーブも数秒ごとに更新される画像を見てしまった。ウィンドウの中のソフィは、カメラをじっと見つめている...。全てソフィの策略なのか!
翌朝、怒りと興奮で爆発スティーブが、ソフィの荷物を持ってデビッドの家にやって来た。ソフィはそれを部屋の中に入れようとするが、デビッドは許さなかった。寮に入れるという話しも嘘で、授業も受けていない。学生ローンで豪華に車も買った!と愛想を付かれ、ソフィはデビッドの家からも出ていった。そして、やって来たのはビバリービートのオフィス。カメラをソファに向け、そこへ寝そべるソフィ。じっとカメラを見つめて...。
【バレリー/W告白】
バレリーとの一夜を忘れられないカールは、ハネムーンの途中でL.A.に戻ってきてしまった。ベルエイジホテルにバレリーを呼び出すが、バレリーは冷たくあしらった。何も知らずに、幸せに浸るアビー。
ところが、カールは「理由はバレリーに聞いてくれ」と言い残し、アビーの前から去ってしまった。突然の結婚解消に動揺を隠せないアビーはバレリーを訪ねる、バレリーは同情してアビーを抱きしめた。
バレリーは深夜クラブで待ち伏せしていたカールに、「いまは正直に生きようと思っている。そのためならママの人生も平気でブチ壊せる...だって、二人の間に接点はないから」と告げて別れた。その後、バレリーはアビーを呼び出したが、親子関係の話を拒絶するアビーに腹を立て、カールと関係を持ったこと&自分が父親を殺したことをついに告白した。
再度、話い合うためにカーサ・ウォルシュで会う二人。怒り狂ったアビーは、父親を殺したのは正当防衛だと主張するバレリーに「自首しないなら告訴する!」と、すごい剣幕で言った。
【ノア/飲酒運転で逮捕】
未だ立ち直れれないノアはアルコールで気を紛らわしていた。そして、飲酒運転と運転中のアルコール所持で逮捕されてしまった。
罪状認否には、バレリーから連絡を受けたドナと、弁護を依頼されたマットがやって来た。ノアは罪状認否を認めないと言い、翌日2時に審議再開となった。マットの弁護料は1時間で300ドル。少々高いのは財政難&マット自身が飲酒運転は高く取る主義だからとか。結局、ノアはマットに弁護を正式に任せることにした。
深夜、ノアが再び飲酒運転でビーチアパートにやって来た。「君が必要なんだ」と言うノアだが、帰った方がいいと言われノアもそれに従った。もちろんタクシーで。
正式に雇われたマットは、酒気検知器の異常動作を問題にしようと頑張ったが、ノアがアルコールを所持していたことは認めているため、「罰金1000ドル、1年間の保護観察処分、禁酒会に12回出席、3ヶ月治療を受けること」を命令されて裁判は終了した。
ノアはドナに心を開いて、葬儀で読むはずだった弔辞をドナに読んで欲しいと手渡した。