本番を迎え、ドナもブレンダと一緒にライブを楽しんだ。しかし、ステージの上のデビッドを見つめているのはドナだけではなかった。
ライブ終了後、ドナとブレンダがバックステージにデビッドを訪ねるとデビッドはいなかった。「アリエルと一緒に...わかるだろ?控え室か、リムジンでどこかへ行った」と言われた二人。ブレンダは控え室を、ドナは駐車場へ見に行くことにした。駐車場に着いたドナは、二人がリムジンの中にいると聞いて向かった。アリエルと抱き合っていたデビッドは、窓を叩くドナに驚いて、少しだけ窓を開けて対応した。中の様子に全く気付かないドナは、ドアを開けて欲しいと言い、デビッドとアリエルは急いで洋服を身に付けた。車のドアが開けられた。「なにしてたの?」と車に入ったドナは、半分下着姿のアリエルを見て驚いた...そして、足元に落ちていたコンドームの外袋を拾ってすべをを知った。「これには訳が!」というデビッドだが、逆上したドナは「言い訳なんか聞きたくないっ」と怒鳴って車を飛び出した。
ブレンダは、「デビッドが他の女性と寝るとわかった今では、彼と寝ないとう考えは捨てた?」とドナに尋ねると、ドナは「結婚するまで処女で居続けるという気持ちを理解してくれているとばかり思っていた...自分とも誰とも寝ていないとい事が、自分達の強い絆だったのに」と泣きながら話した。これから先デビッドと付き合える自信がないというドナを、ブレンダは大丈夫だと宥め、この世に男は五万といるしと元気づけた。ドナは「あんたは最高の親友よ」とブレンダに言った。
ブレンダは「今夜はこのポニー君を抱いて寝て!落ち着くから」と、お気に入りの縫いぐるみをドナに渡して、お互いに大好きよと言い合った。
ドナは、「迫られて断れなかったが後悔している」と言い訳をするデビッドに、あれが初体験だったのか?と尋ねた。答えはノー。それを聞いたドナは「そうだと思った!」と答え、もう顔も見たくないっ荷物をまとめてアパートから出ていって!!!と怒鳴った。
【ブランドン&ケリー/新しい恋】
その頃、ルシンダとクレアはブランドンが部屋を変わったのも知らずに、フロントですったもんだしていた。しかし、ブランドンとケリーが市内観光に出かけるのを発見したルシンダは、「こんなことじゃ引き下がらないわよ!」と、クレアと共に二人の跡を追いかけた。
ブランドンとベッドを共にしたケリーは、ここへ来ることはアンドレアにしか話していないと言い、ブランドンも「アンドレアなら大丈夫」と答えた。しかし、もしも二人の関係が週末だけのものではないのなら、帰ったらみんなにも話さねば...となった。
【アンドレア&ジェシー】
アンドレアの退院の日がやってきた。二人はプレゼントがあるのよ!と、「ハンナ・ザッカーマン・バスケス」と書かれたネームプレートを保育器の上にのせてやった。そして、「愛しているわ、すぐにまた来るわね!」とハンナに話しかけた。
【スティーブ vs ジョン/セレステとの和解】
BabyFaceのライブを見ながら、セレステはジョンの正体に早く気付くべきだったが、どこかでスティーブに仕返しがしたいと思っていたんだと思う...と、スティーブに打ち明けた。スティーブはその思いが早く消えるといいがと心配していたが、セレステ曰く、既に消えているという。喜ぶスティーブは夏の予定をセレステに尋ね、二人は抱き合った。
【ディラン&ケビン/スザンヌとの陰謀】
ディランがウォルシュ家を訪れた。契約に関するいい話しが聞けると思っていたジムは、今度のプロジェクトはケビンと自分で進めることにしたと聞き、「ケビンの頭脳とディランの財産で???」と驚いた。ジムは、このビジネスに関してはディランは何もわかっていないと怒鳴り、見積書に書かれている金額は、投資家達を納得させるための大ボラだし、どうやって銀行からお金を借りるのだ!と言い合いになった。そして、いつもお金のことで揉めるとディランからクビにする!と言われるジムは、今回は自分の方から断る!!!と、ディランの会計士を降りると宣言した。ディランは、いい潮時ってことか...と、ウォルシュ家を後にした。
ブランドンがクリントン大統領と握手する瞬間を見ようと、ピーチピットでもテレビ観賞が行われていた。ディランが銀行へ行かねば...と席を立った瞬間、スティーブはテレビの中にケリーを見つけて驚いた。ディランは「なんでケリーがワシントンに?」と呟き、テレビの中のブランドンはクリントンと握手をしていた。
銀行にて書類にサインを終えたケビンとディランは、晴れてパートナーとなった。その後、オレンジ群の研究所を見に行くというケビンに、ディランは電話を楽しみにしていると言って別れた。残ったケビンは、ディランの姿が消えるのを確認すると別の車へと近づいた。その車に乗っていたのはスザンヌだた。スザンヌは、お荷物はエリカだけねと呟き、二人は何か企んでいた。
ディランに別れの言葉も言えないまま、ケビンとスザンヌに飛行場に連れてこられて不機嫌なエリカに、ケビンは「ブラジルはいい所だよ。仕事を成功させる為には、明日までに行かないと全てが台無しになる」と説得していた。何かおかしいと勘付いたエリカはトイレへ行きたいと行って、
一人で大丈夫と個室の中でメモを書き出した。ケビンは勘付いたのかと心配するが、スザンヌは「8ケ月も慎重に進めてきた計画だから、絶対に成功させてみせる! あなたをお金持ちにした私に感謝して」と、ディランを騙していたことが明かとなった。
【ブレンダ&ディラン/愛の告白】
ブランドンがクリントンと握手する瞬間を見ようと、ウォルシュ家のリビングでは、ジム&シンディ、ブレンダがテレビの前に座っていた。テレビに写る我が子を見たシンディは、「信じられない!我が子がホワイトハウスでアメリカ合衆国大統領に会うだなんて」と嬉しい悲鳴を上げていた。ブレンダは、クリントン大統領と握手するブランドンに尊敬の眼差しのジム&シンディをみて、淋しげな表情を浮かべた。
ナットさんから、スザンヌが無断欠勤をしたという連絡を受けたディランの元に、出発前にやり残したことを思い出して...というブレンダが現れた。
第4シーズン終了
ブランドンは二人の女性から自分の身を守るため、密かに部屋を変えてもらった。その新しい部屋で見た夢...ルシンダとクレアは眠っているブランドンを裸にし、首筋にキスをしよう・・・とした所で、部屋のドアを叩くルームサービスに起こされた。頼んだ覚えのないサービス...ボーイと一緒に入ってきたのは、ナント!ケリーだった。「よく部屋がわかったね!」というブランドンに、ケリーは「いろいろと手はあるわよ。あなたに会うためだけに来た」と言った。ブランドンも「君に会えてどんなに嬉しいか」と微笑み会った。
クリントン大統領が卒業したという大学を散歩しながら、ケリーはディランと別れたあと、何も考えずに飛行機に乗ってブランドンに会いにきた自分が変かどうかブランドンに尋ねた。そして、自分達の友情がどうなるかを心配した。ブランドンは友情は変わらないが、ただの友情かどうかはケリーの気持ち次第だと答えた。ケリーは、自分の思った通りにしてもいいのか...どうか戸惑っていた。
期末試験の延期手続きを済ませたジェシーは、今日も病院へやってきた。二人が赤ん坊の面会をする為に手の消毒をしていると、保育室が急に慌ただしくなった。まさか我が子が!と心配をする二人だったが、容体の悪いのは自分達の赤ん坊ではなかった。ジェシーは「こんなことを言ってはいけないとわかっているが、あれがハンナでなくてよかった」とつぶやいた。それを聞いたアンドレアは、ジェシーが初めて「ハンナ」と赤ん坊を呼んだことに気付き、ジェシーは「ハンナを失いたくない!」と涙ぐんだ。
ジョンはゲームでスティーブをプールに落としまくり、スティーブはセレステに「そいつは、とんだ食わせ物だ」と忠告しても、聞く耳を持たなかった。
翌日、再び泥試合に現れたジョンは、スティーブを叩きのめしに現れた。スティーブは、自分への仕返しのつもりでセレステと付き合っているのだろうと言い、もし自分が試合に勝ったらセレステに近づかないことを条件とした。ジョンはスティーブが負けたら、カパエプシロンを退部することを約束させ、二人の戦いが始まった。
その頃セレステは、またスティーブと戦うというジョンに呆れて、フラフラしていた。そこへ偶然やってきたブレンダとドナに出会い、ジョンと付き合うまでのいきさつを聞かれた。ジョンが自分のお店にやってきて、話しをしたら気が合ったというセレステ。二人はジョンについて何も知らないセレステに、ジョンの正体を話すことにした。
二人から全てを聞いたセレステは、もう10分も戦っているジョンとスティーブを見て、「あなたたちって恥ずかしがりや?]とブレンダとドナに尋ね、名案があると言いだした。セレステが「ジョン」と呼び、彼がこちらを向いた瞬間、セレステの掛け声で3人はブラジャー姿をさらけだした!その隙にジョンは泥沼に落とされ、セレステ達は大笑いしていた。
新婚旅行から戻ったケビンは、契約のことを考えてみたかをディランに尋ねた。ディランは、「自分は欲張りではないが、このビジネスには下手に投資家を入れないほうが効果がある。契約は見送るべきかも」と答え、ケビンも「そうだとも。軌道にのれば、もっと資本金を集めることができるかもしれない。スタートは自分とディランだけで十分だ!」と答えた。
エリカは、「ローズウッド・ドライブ4566のディラン・マッケイにこのメモを・・・」(4566 RoseWood Drive Bevely Hills ,CA 90210)というメモを、噛んでいたガムでドアに張り付けトイレを出たが、ドアが絞まる振動でメモは床に落ちてしまった。
告金火曜祭にやってきたエリカは、アルファオメガのレズリー部長の弟(ジェレミー/14歳)に一目惚れ。ブレンダはエリカをレズリー部長を通して紹介してもらえるようドナに頼み、その間ディランと観覧者へ乗ることとにした。観覧者は自分達の昔の関係;ぐるぐる回って恐くてたまらないうえに、昇り詰めたかと思うと落ちてしまう...にそっくりだ!というブレンダ。そして、夏季テストが終わる1週間後に、ランドルフが勧めてくれた演劇アカデミーの講義を受けにロンドンへ発つと話し、お互いに別れるのはさみしいと言って抱き合った。
そういって、二人はキスしてソファへ倒れ込んだ。
ブランドンが出たテレビを両親と見ていた時、両親は誇らしげに目を輝かせていたが、自分はそんな目で見られたことはないわ。たった一度だけ、舞台に立ったときだけ見つめられたことがある。両親だけではなく観客全員に喝采されているその感覚...自分はそれが好きだからロンドンへ行くの。
あなただけよ、理解してくれるのは。わたしを信じてる?ディラン、愛しているの。この気持ちを抑えられない...一生愛し続けるわ。
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